華語中心の授業は6月10日までで、一方東海大学の授業は24日まで行われます。それ以降は晴れて夏休みとなるのですが、一つ忘れてはならないのが華語中心の生徒だけ夏季講習が待っています。夏季講習は希望者のみで、期間は6月27日~9月19日です。ちなみに、今回私と同じ時期に派遣された交換留学生は、全員受講しました。なぜなら、もし受講しない場合、夏季講習二ヶ月ちょっとの間、東海大学の現地学生は帰省するので言語交換をする機会がほぼ無くなりヒマ過ぎるのと、なにより自分の中国語力が衰えることを恐れたからです。注意する点は、もし受講する場合、夏に限って交換留学生も授業料が発生するということです。
授業内容としては、今まで通りと何も変わらず、5・6人の少人数クラスで夏休み前と同じ教科書を使いました。夏季講習だからといって、新しい教科書を購入する必要はありません。一点異なるのは、夏休み前のクラスとは違うということです。そのため、面倒ですが、また一から授業を希望する時間を紙に書き、オフィスに提出しなければなりません。クラス分けは、夏休み前に受けた華語中心の中国語能力試験の成績を踏まえた上で、先生たちが学生それぞれの能力を考慮して分けていると聞いています。
夏休みに入り夏季講習が始まる前のこの時期、一番怖いのが“中だるみ”です。そのため、自分のモチベーションを保ち続けるためにも夏季講習を受講することを私はおススメします。
私の場合、気持ちが落ちてきたなぁと感じたら、毎回「何の目的で台湾に来たのか」を考えるようにしています。そして、好きな台湾ドラマを見たり、台湾人の友達とたくさん会って話をすることで、「自分の中国語力はまだまだだ」ということを実感させます。そうすると、「また勉強を頑張ろう」という気持ちになります。
正直、留学前はみんなやる気満々で来るだろうと思いますが、一年近く留学生活をしていたら、“中だるみ”することだって誰にでもあります。このきっかけとなるのが、自分の中国語能力より少し高い問題に何度も当たった場合です。例えば、自分の中国語レベルが初級で中級に上げようとしたい場合です。そのため、留学中このような困難な状況が必ず起こると思いますが、その都度自分がどのように対処するかが一番重要だと思います。
留学を考えている人または渡航前だけど自分が今何をすべきなのか分からない人。もちろん中国語の勉強を続けることは大事だとは思いますが、それ以外にも限られた留学生活を有意義にするために、日本にいてもまだできる準備はあると思います。
1ヶ月の出費の主な内訳として、交際費、食費、日用品などの購入費などがあります。私の場合、1ヶ月の平均出費(※1年間の宿舎費や夏の授業費などすべてを含む)は5万5千円。これはあくまでも目安です。毎日朝はコンビニのパンとコーヒー(※約45元)、昼は学食(※約50元)、平日の夜は夜市にごはん(※約120元)を食べに行っていたので安いですが、土日は少し高めのもの(※約200元)を食べていたので、食費は他の人と比べて少し高いです。交際費ですが、人によって大きく違います。週末よく友達と買い物に行く人や、旅行好きな人はこの出費は大きいです。台中の夜市なら安くて可愛い服(※最も安くて150元)やカバン、靴などがたくさん売られているため、台湾でこの出費を抑えるのは正直一苦労です。
毎月の出費の中には含まれませんが、それ以外は医療費、宿舎費、学校に必要な経費(※教科書代)などがあります。寮費は学期ごとに支払い、前期・後期は各96,000元ぐらいです。夏休み中の寮費はまた別で、この時期は1週間計算でした。医療費は私の場合、台湾に来て幸い大きな病気や怪我がなかったためにゼロです。意外にも台湾の皮膚科や針治療などは比較的治療費が安いと聞きます。また保険についてですが、渡航前に必ず海外保険に加入しなければなりません。私の場合、龍谷大学が薦めたジェイアイ傷害火災保険株式会社の約11万円の保険に日本で加入しました。友達の中にはネットで調べて、自分で保険を選んだので保険料6万円という人がいます。しかし、留学中バイク事故に合った人も、突然虫歯になった人もいるので、保険はよく考えて加入することをお勧めします。