①授業紹介
今期私が履修している授業はNordic Society, Nordic Politics, British studies for the Bachelorの3つになります。クレジット数はPoliticsが10,Societyが10、Britishが15の合計で35ECTSになります。特徴として、1つの授業当たりのクレジット数が大きい授業が多いと感じました。本来であればIntroduction to Norwegian Society, Welfare, Development and Languageというパッケージされたコースを取る予定だったのですが、取りたい授業があったので変更しました。私のように取りたい授業があれば学部を超えて履修することも可能ですし、決められた30ECTSを超過してしまっても履修できるというように、授業選択には自由さがある印象があります。私の友達はクレジット数50ECTSまで取っていました。しかし、もちろんパッケージされたコースの中の授業から変えない人もいます。同じパッケージされたコースを取っている人は基本的に全て同じ授業を取ることになるので、少人数ですがクラスメートが出来ます。
Nordic Politics
この授業は北欧の政治状況を勉強する授業になります。北欧の政治を知るうえでは北欧社会の成り立ちや歴史も振り返らないといけないため、北欧社会の歴史も学ぶので北欧事情について詳しくなります。このクラスは少人数クラスで出席を取らないので多い時には15人弱、少ない時には6人前後でした。授業形式はディスカッション形式でした。基本的には教授が授業を進めていきますが、生徒に意見を求めることもあれば、生徒が同じ留学生なので各国の状況を各々が発言しています。もちろん日本の政治事情を聞かれることもあります。みんながみんな政治に関心のある人達ではないので知らないことは知らないと普通に言っている人もいるので安心してください。課題は毎週文献を読んで決められた質問に答えるというものですが、毎週やらないといけないという訳ではなく学期末に全て提出すればいいというものになります。
Nordic Society
私は事情がありこの授業はオンラインをすることになりました。オンラインと言いましたが、zoom上でやり取りすることはなく、やることは対面で受けている人と変わりなく与えられた資料に目を通し、期限までに課題を提出するというものになります。この授業はパッケージの一部なのでpoliticsと同じクラスメートになります。対面授業の形式は同じくディスカッション形式で意見交換を大切にしているようでした。内容は北欧社会が抱える問題、移民問題、ジェンダー平等、若者の就職などの内容に触れていました。ノルウェーはジェンダー平等がすごく進んでいる国で福祉制度が整っているのですが、その仕組みを知れる授業になります。課題はPoliticsと同じ形式をとっています。
British Studies for bachelors
授業形式は基本的には教授が進めていくことになります。この授業は現地生が受けている授業に入ることになります。この授業の一環でイギリスのヨークというところに行くこともできます。(後日そのことについて掲載します。)こちらは小説やポエムを題材にしており、著者の生い立ちやポエムが書かれた歴史的背景、またポエムや小説がどのような意図で書かれたのかについて勉強しています。この授業は英語を勉強するものですが、スピーキング能力を養うような授業ではなく、文学の観点から英語を学ぶ授業になります。この授業は難しいという風に伝えられましたが、その言葉の通り扱う題材が多く、古英語のポエムも扱います。おまけに、話すのがとてつもなく早い教授の方がいらっしゃいます。(速度には気を使っていただけるので安心してください。)教科書を読んでも正直ついていくのは難しいので私はYouTubeやcourse heroというポエムや小説の要約が乗っているサイトを利用し何とか内容を理解しています。難易度は高めになりますが、授業内容自体は代表的な小説を取り扱うこともあるのですごく面白いものになっています。
紹介は以上になります。British studiesは難しいとは言いましたがイギリスにも行けますし、授業内でポエムを読み上げて劇を発表する授業もあり刺激的だったのでおすすめですと言っておきます。(笑)日本ではポエムから英語を学ぶことはありませんが、ノルウェー人の友達は学校でポエムから英語を学習しているといっていたので英語を学ぶ上で新しい勉強法に出会ういい機会になりました。ただ、単位を取れない可能性は十分にあるので単位交換を考えている方は慎重に決めるようにしましょう。
②ゾンビになってみました。
私はISU(International Student‘s Unionという学生団体です。機会があればこの団体について少し掲載するかもしれません。)が主催で毎年開催するゾンビウォークというものにエキストラとして参加してみました。エキストラはだれでも参加できるようになっていました。去年はコロナの影響で開催されていなかったようですが今年から復活しています。聞いたところ毎年参加者は200人程に登るそうです。エキストラとしてはゾンビに扮して参加者を脅かして追いかけまわすというものになります。どのようにストーリーを進めていけば参加者が驚く構成になるかということをISUの方々はすごく真剣に考えておりすごくクオリティの高いものになっていました。教授も運営側に加わって一緒に参加者を脅かしていてハロウィンに対しての本気度を感じました。その証拠に参加した子供たちの何人かは怖くて泣き叫んでいました。ISUのインスタのアカウントに詳細が掲載されているので気になる方はisu_bodoを覗いてみてください。私はハロウィンの仮装すらしたことのないハロウィン初心者だったのですべてが新鮮でとても楽しかったです。ハロウィンの仮装をこれまでしてこなかったことに後悔すらしております。(笑)集合写真を掲載しておくので私をぜひ探してみてください。(ヒント;真ん中付近を探してみてください。)
culture nightというイベントの様子
ゾンビウォークの集合写真