Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2022年11月号 国際学部 K・F

  • 授業紹介

写作(ライティングの授業)について

 

ライティングの授業は週に1回あり、毎週1単元ずつ教材の内容を進めています。

またそれに伴い1単元ずつテーマに沿って600字程度の作文をする課題を課されます。

テーマは中国語を学習しようと思ったきっかけであったり、読書感想文であったり、生命に関してであったりと、多種多様で、日本語でも作文したことのないテーマもあるので、難易度が高いように感じました。

毎週作文は提出して、先生に添削していただきます。その添削の内容を授業で説明してくださります。また細かく添削されたデータも返してくださるので、自分が文章でどのようなミスをしているのかを詳しく知ることができます。

日本の大学で受ける中国語の授業ではこのような授業はないですし、また、独学で中国語を学んでいるとしても、自分の書いた文章を添削してもらえる機会は非常に少ないと思うので、大変貴重な機会であると思い、毎週丁寧に作文を制作しています。

毎週600字の作文をするので、はじめの方は非常にハードルが高く、提出締め切り日の夜遅くまでかかっていましたが、3本ほど書くと、だんだんと慣れてきて、ある程度時間をかけずに作文をすることができるようになってきました。毎週1本は書かなければいけないので、自分でも作文能力の進歩を感じられています。

 

 

 

  • 自由テーマ

中国への留学について

 

中国への留学は中国語の学習を始めてから、本当にあこがれていました。

コロナウイルスの影響が収まらなかったことや中国政府の政策の影響により現地へ行くことは叶いませんでした。

日本の交換留学生に対しては中国は査証を発給していないのですが、韓国の交換留学生に対しては、どうやら査証を発給しているらしく、韓国人3名ほどが現地で授業を受けています。11月中旬までは、教室にて授業を受けていたようですが、最近の中国での感染者数の増加やゼロコロナ政策により、またリモート授業に切り替わりました。

また、大学の寮に住んでいた韓国人留学生も、大学の外へ引っ越したようです。やはり国の制度の違いや文化の違いから、リモート授業であっても、中国という国を感じることができます。

以前の9月10月号でも紹介したように、アプリなどで難しい問題があります。また最近では、先生から配布された動画が、日本及び韓国では再生できないものであったために苦労したことがあります。中国と日本との違いについて、非常に勉強になります。