①カルチャーショックについて
オンライン留学なので、家の中にいても外にいてもやっぱり日本なので、オンライン留学でカルチャーを感じるのがとても難しいです。オンライン留学の中で、授業の中でのみ中国人の先生と交流といいますか、授業中の受け答えをする機会しかないですし、そもそも授業中に先生も非常に熱心に私たちに中国語を教えていただき、私たちもそれに応えて、真剣に先生の授業を聞いている中で、カルチャーショックを受けるということは全くなかったです。カルチャーショックと言うのかどうかはわかりませんが、他の国の人たちは積極的に先生の質問に答えていたのを見て、私の経験上にはなりますが、日本だと授業中にこういう積極的な人はあまりいなかったなと思いました。オンライン留学とは関係なくなりますが、私はハロートーク(Hello Talk)というお互いがお互いの母語を教え合うというsnsアプリを利用して、中国人と交流する機会を作っています。私は、現地留学ができなかった分、このアプリの中でよく中国の方と交流しています。
②教科書の変更に伴う内容の変化について
精读と听力の授業は、今学期から教科書が変更になりました。この教科書は2022年8月に出版された教科書なので、内容は新しいものとなっています。具体的に内容がどう変わったのかというと、中国の文化や歴史、経済などについて詳しく触れている内容になっています。実際に1ヶ月授業を受けてみて思ったことは、「前期よりも内容難しい?」でした。微信(WeChat)で個別に先生に確認してみたところ、先生も10年以上留学生に中国語を教えてきたなかで、一番内容が難しいと言っていたので、前期以上に予習復習が大事だなと思いました。当然過去最高難易度の教科書なので、使われている単語や語彙なども難しく、授業についていくのがやっとです。しかし、精读と听力の教科書の内容はかなり被っているところが多いので、一方の授業で理解できれば、もう一方の授業でかなり内容がすっと入るので、そこはとてもいいところです。そのほかにも中国の文化や歴史、経済などにいろいろな内容が取り上げられているので、中国への理解や、日本の新聞で取り上げられている内容についてもより理解できるようになっているなと実感しています。そして、前期の授業以上に今まで知らなかった中国に関することを知ることができて、非常に学んでいて楽しいなと思いました。