この一年を振り返って
このレポートを書くのが最後になるのかと思うと本当にいろんなことを思い出します。8月の中頃ハワイに到着した当初は英語の能力も含めて本当に不安だらけでした。始めて会う外国人たちが優しく声をかけてくれているのに緊張してうまく返事することができなかったり、初めてアメリカのお店で物を買う時に「レシートは要りますか?」という質問が聞きとれずに四回くらい聞き返して後ろに並んでいたお客さんに笑われたこともありましたが、今ではそんなことも笑い話の一つです。
留学を振り返ると反省することもプラスになったこともあります。だんだんと周りの環境に慣れていって良い意味での緊張感がなくなってしまったことには後悔しています。自分の英語の力がついてほぼ不便なく意思疎通ができるようになるにつれてあまり英語に関して努力をしなくなっていったり、中弛みをしてせっかくの機会を無駄にしてしまいました。中でも一番自分の中で後悔をしていることは友達とは楽しく会話ができるようになったことに満足してしまい、日常会話以外で使うような難しい単語を覚えようとしなくなりました。当たり前ですが、日常会話でも何回も話して、聞いてを繰り返すこと以外ではできるようにはなりません。なので、アメリカ人がプレゼンテーションをしているのを聞いて自分の英語を考えた時自分の使える英語の表現の違いに気付いて愕然としました。それでも全体を見るとどんなことにも自分に自信がなかった留学前と比べると良い意味で自信が付き、今は胸を張って留学をして良かったと言えます。
帰国後どう留学経験を活かす予定なのか
就職ということについてはまだしっかりと自分の考えは固まっていませんが、帰国後も英語の勉強はしていこうと考えています。今の段階ではあまり自分がTOEICについて知らないこともあって「TOEICで何点取れるようにすることが目標」と言うことはできませんが、それも自分のしたいことが固まるにつれて明確になっていくはずなのでしたいことを発見しながら勉強していくつもりです。そして、英語を使うようなバイトをしてできるだけ身に付けた力を無駄にしないように、またはもっと伸びるようにしていこうと思っています。また、ハワイイ大学で専攻していたことと日本に帰ってから学ぶ分野はつながっているので、結び付けながら帰国後の勉強に活かしていきたいと思います。
自由テーマ
ハワイの日本人について書きたいと思います。日本で留学を控えていた当初は友人からよくハワイに留学しても英語使う必要がないのではないかということを言われていました。実際に観光客や日本人留学生をキャンパス内でも多く見かけます。また、ハワイ大学では日本語の授業が外国語の授業の中では人気で日本語を上手に話すアメリカ人もいます。初めはついついその環境に甘えて日本語を使いがちでしたが、自分が海外にいることをしっかり理解して英語を自分で使うようにしていけば全く問題は無いと思います。そして、周りにいる日本人留学生に関してですが、一概にいない方が良いか、いる方が良いのかは答えられません。周りにいる同じ日本人が努力をしていれば良い刺激になることも相談相手になってもらえることもあり得ます。逆に周りに甘えて日本語ばかり使っていれば逆効果ですが,,,