①試験について
私は前期、3つ授業を履修しており3つとも試験がありました。どのテストもテスト日に問題が発表され、その内容に対し自身で論じ、白紙を埋めるという内容でした。まだスペイン語が完璧ではない自分にとってはかなりタフな内容でした。辞書は持ち込み可能であったため自分が言いたい内容は書くことができました。しかしスペイン語能力の問題を除いても、龍谷大学の試験よりバレンシア大学の試験の方が複雑で難解だと思います。
その理由のひとつに自分の考えを書かないといけなという点です。龍谷大学の試験では今までの授業の内容を暗記し回答用紙に書くというのが多いですが、バレンシア大学の試験ではそれプラス自分で試験日までに他の論文などを調べその内容を踏まえテスト用紙に書かないといけません。しかも資料の持ち込みができないため暗記量も必然と増えます。
テスト期間になると寮の図書館は学生でいっぱいになります。なので近くの図書館に行く、カフェに行くなどして自分が集中できる場所を探すのをお勧めします。
②ハーフマラソン、サンセバスティアン旅行
2月の大きな出来事といえば、ハーフマラソンとサンセバスティアン旅行の2つです。
⚪︎ハーフマラソン
2月の初旬にムルシアで行われるハーフマラソンに挑戦しました。大会日の前日に着く予定だったため、友達の家で1泊しました。その友達の両親はモッロコからの移民だったため、朝、昼、晩、モロッコ料理を作ってくれました。どれもとてもおいしかったです。特にクスクスは絶品でした。また部屋の作りも変わっておりとても関心が湧きました。数日でしたがイスラム教の暮らしを体験できました。
ムルシアはレモンの栽培が盛んなため、多くの移民が住んでいました。買い出しのためにスーパに行ったのですがヒジャブを着ている人が多く見られ、まるで違う国に来ているような感覚でした。
マラソンはというと16km地点でエネルギー切れになりとても苦しい思いをしました。しかし結果、完走できたため満足しています。ただゴールした瞬間を友達が見ておらず残念でした笑。
完走した後の休憩所に無料の露店があり、地元のビールを楽しむことができました。ビール好きの僕にとってとても嬉しかったです。完走した日の夜は、足が全く動かず大変でした。
⚪︎サンセバスティアン旅行
2月にはスペイン北部にあるサンセバスティアンに行きました。言わずもながら料理はとてもおいしかったですがそれ以上に建物がとても綺麗でした。パリとスペインの建物を融合させたようなスタイルです。2月の寒い時期にも関わらずビーチで泳いでいる人がいて驚きを通り越して引いてしまいました。でもこれもスペインらしくて大好きです。また毎日快晴のバレンシアとは違い、サンセバスティアンでは雨が多かったです。友達とびしょ濡れになりながらバルを回ったのはいい経験です。
友達が作ってくれたクスクス
サンセバスティアンの建物