今月の10月号では、①授業紹介、②先月の旅行 ③International Food Festivalについて書きたいと思います。
①授業紹介
私はSocial Scienceという学部に所属しています。その名の通り、社会学を主に学ぶ学部です。そして今学期、私は⑴Contemporary Arctic Politics、⑵Nordic politics、⑶History, Politics and Northern Resources、⑷International Englishという4つの授業をとっています。⑴⑵⑶の3つの授業は1つのパックになっており、⑴の授業が約10数回分終わると、次の⑵の授業が約10数回分の授業が始まるという形になっております。授業は1コマ105分あり、授業の中盤に毎回15分程度の休憩を先生が与えてくださり、月曜日から木曜日まで1日1コマずつ受けることが多いです。
⑴Contemporary Arctic Politics
この授業では、北欧諸国の政治と国際関係について学ぶ授業です。ただ政治を学ぶのではなく、経済的な面や環境的な面、国防などの面から政治を学びつつ、北欧諸国同士やそれ以外の国との関係について学びます。この授業はすでに全て受講済みです。授業内容がかなり難しい上、英語で講義を受けるため、とても大変でしたが、北欧独自の政治組織について学べたり、北欧諸国と日本との関係についても学べたのがとても興味深かったです。
⑵Nordic politics
この授業も、北欧諸国の政治について学ぶ授業です。Contemporary Arctic Politicsでは国際関係についても焦点を当てて学んでいましたが、この授業では主に北欧諸国各々の政治について深く学びます。この授業は今受講している最中です。北欧諸国の政治体制や国の在り方は、日本と大きく異なるものばかりで、毎回新たな知識がつくので授業を受けるのが楽しいです。
⑶History, Politics and Northern Resources
この授業は、その名の通り、北欧諸国の歴史や政治、資源についてを学びます。まだこの授業は始まっていなく、詳しい情報があまりないので、始まり次第マンスリーレポートで書かせていただきます。
⑷International English
この授業は、主に英語の4技能を磨くための授業です。先生がとてもユーモアのある先生で、授業はいつも文法や語彙力などに関するゲームをしたり、映画を見たり、プレゼンをしたりしました。先生がとても親切で、私のような英語にあまり自信のないような人に対しても、すごく親切に、たどたどしい英語でも一生懸命聞き取ろうとしてださります。なので、授業内は常に積極的に英語を話しやすいような空気感で、和気藹々としています。
いずれの授業にも共通して言えるのは、自分の国についてよく知っておくことがとても重要だということです。私がすでに受けてる⑴⑵の授業では、頻繁に日本はどうなの?と先生から聞かれたり、ペアワークの時に他の生徒からも聞かれたりするので、日本の政治についてはある程度の知識をつけておくべきだと思いました。私は日本の政治にかなり関心がある方なのですが、専門的な用語の英単語の知識に疎かったので、事前に調べてから授業を受けたり、授業中にも適宜調べたりしながら受けていました。
②先月の旅行
私の時間割では、⑴の授業が終わってから、⑵の授業が始まるまで約2週間のお休みがあったので、合計4泊5日でデンマークのコペンハーゲンとノルウェーのオスロに行きました。いずれも1人で行きました。
コペンハーゲンまではボードから飛行機で約2時間程で着き、コペンハーゲンで2泊3日過ごしました。3日間ずっと天気が良く、とても過ごしやすい気温でした。
コペンハーゲンの有名な観光地は、比較的近場に集まっており、街並みもとても綺麗だったので、ほとんど徒歩で移動していました。私が行った中で、特にお気に入りの場所は、クリスチャンスボー城、フレデリック教会、ローゼンボー城です。他にもたくさんの観光地を巡ったのですが、この3つは特に素敵な場所でした。クリスチャンスボー城は、改修中で残念ながら中に入ることができなかったのですが、とても壮大で素敵でした。フレデリック協会は、とても綺麗な教会で、外装だけではなく内装もとても綺麗でした。クリスチャンスボー城は、私が行った観光地の中で最も観光客が多かった場所で、日本人の方もいらっしゃいました。お城の中にも入ることができ、昔のデンマーク王室が実際に使っていた家具や王冠などが保管されており、お城の前にある庭もとても綺麗でした。
コペンハーゲンからオスロまでは船で行き、船中泊をしました。オスロはやはり、ボードと同じノルウェーですので、1泊2日中ずっと天気が悪かったですが、素敵な場所でした。特にお気に入りの場所は、オスロ市庁舎とムンク美術館、そしてアーケシュフース城です。オスロ市庁舎は、無料で入ることができるのですが、ノーベル平和賞の授賞式の会場として使われる場所ということもあり、建物内はとても広く、絵画などの展示物がたくさん置かれていました。ムンク美術館では、あの有名な画家ムンクの叫びなどをたくさん見ることができました。アーケシュフース城は、少し暗い雰囲気に包まれる古城で、中にも入ることができました。今でもノルウェー政府の要人たちの会食会場としても使われたりするそうです。私が行ったときにたまたま観光客が少なかったこともあってか、個人的に少し不気味な気がしましたが、その雰囲気と城の雰囲気がマッチしてとても魅力的な場所だと感じました。
③International Food Festival
最後に、10月下旬に大学主催であった、International Food Festivalというイベントについて書きたいと思います。このイベントは、留学生たちが自国の食事を提供するというものです。日本人留学生は私を含めて5人います。私たちはかしわおにぎり、ビーガン用のかしわおにぎり、鮭おにぎり、抹茶ラテ、緑茶を提供しました。私たちの料理は他の国に比べて早く売り切れるくらい、人気がありました。とくに抹茶ラテが人気でした。友人が、飲み物を提供するためのプラスチックのコップに、様々な日本のアニメキャラクターなどを描いてくれて、それも大好評でした。私たち自身も、他の国の食べ物をたくさんいただき、特にお気に入りだったのは、ブラジルのトリュフと、サーミのトナカイ料理です。トリュフは日本で食べるトリュフよりもチョコがとろけていてすごく美味しく、トナカイは今まで食べたことがなかったのですが、臭みやクセがそこまで強くなく、牛肉の赤身に近い味で美味しかったです。

↑クリスチャンスボー城

↑フレデリック教会

↑オスロ市庁舎 ノーベル平和賞授賞式が実際に行われる場所

↑Internatonal Food Festival