Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

モンス大学
2026年2月号 国際学部 Y.T

試験について

モンス大学では、日本の大学とは異なり、さまざまな形式の試験が行われました。評価方法には、プレゼンテーション・筆記テスト・レポート提出・ディベート・口頭試問があり、ひとつの授業でも複数の方法によって成績が決まることが多かったです。特に印象的だったのは、自分の意見を英語で説明したり、他の学生と議論したりする力が重視されている点でした。学生の多くは英語を母語としないため、その点が考慮されていると感じ、比較的良心的な評価方法だと思いました。

プレゼンテーションは授業期間中に行われ、グループでの発表が中心でした。事前準備として授業外でメンバーと集まり、内容を話し合ったり資料を作成したりする必要がありました。また、レポートも授業期間内に提出する形式で、計画的に課題に取り組む必要がありました。

筆記テストは2時間から3時間と、日本の龍谷大学の試験と比べると長く感じました。問題形式は選択式問題と記述式問題が半々で、授業内容を理解したうえで自分の言葉で説明する力も必要でした。期末テスト期間は約3週間設けられており、その期間中に各科目の試験を受けました。日本のように短期間で集中して試験が行われるのではなく、比較的余裕のあるスケジュールだと感じました。

私は履修している授業数が多くなかったため、試験期間中も極端に忙しくなることはありませんでした。成績は5割が合格ラインでした。ベルギーの試験制度は日本とは異なる点が多く、新しい学習方法を経験できたと感じています。

 

春休みの過ごし方

ベルギーの春休みは、テスト期間が終了してからの約1週間のみでとても短い期間です。この1週間は、留学生や現地の友達とできるだけ一緒に過ごし、出かけることを目標にして過ごしました。1セメスターのみで帰国する留学生の友達や、後期から長期インターンに行く現地の友達が多く、今のメンバーで集まれる最後の機会だったからです。短い期間でしたが、最後にたくさんの友達と会うことができ、思い出に残る時間を過ごすことができました。一方で、後期からはまた新しい環境で友達を作らなければならないと考えると、不安や少し憂鬱な気持ちも感じています。

この春休み期間中には、友達の家にお邪魔する機会もありました。そこで、ベルギーの住宅には日本の家とは異なる特徴が多くあることに気づきました。まず印象的だったのが、中庭のある家が多いことです。柵や塀で囲まれた小さな中庭は、外からの視線を気にせずに過ごせるプライベートな空間となっていました。また、寒い気候の影響から、煙突や暖炉が設置されている家も多く見られました。現在は暖房設備も整っていますが、実際に薪を庭から持ってきて暖炉で使っている様子をよく見かけ、冬の寒さに対応した生活が今も続いていることを感じました。さらに、日照時間が短い季節に備えて、屋根に窓が設けられている家も多く、室内に自然光を取り入れる工夫がされています。加えて、どの家にも食料を保存するための貯蔵室がありました。地下や家の一角に設けられたスペースには、飲み物や保存食品がまとめて保管されていました。また、庭に面した大きな窓のあるダイニングを持つ家も多く、暖かい季節には日差しを感じながら食事ができる造りになっています。これらの住宅の特徴から、ベルギーの家は寒さへの対応と日光の確保を大切にした設計になっていると感じました。