試験について
試験については、1セメスターでmidterm(中間試験)とfinal(期末試験)の2回です。授業によっては、小テストなどががこれらに加えて数回ある場合もあります。
だいたい、1~2週間前から、全ての学生が試験に向けて勉強を始めます。こちらの学生は非常に勉強に対する意識が高いので、図書館や学内のカフェなどは、いつもいっぱいになります。
試験のシステムについては、各授業で違うと思うのですが、僕が受講しているマーケティングのクラスでは、試験範囲はかなり大きく、普段のノートや宿題であるReadingが重要になります。
試験当日は各自、。。と呼ばれるマークシートを持参しなければならないので、注意が必要です。学内のブックストアに売っているのですが、サイズや問題方式など、数種類あるのでややこしいです。
テストの結果は一週間後に返ってきます。成績の付け方はA+ ~ D-までと、F(落第)を含め13段階です。
治安、危険を感じたこと、トラブル等について
Northridge周辺については、日本ほど安全とは言えませんが、治安はとてもいい方だと思います。特にCSUN周辺は学生用のアパートなどが集中しているので、安全です。そんなに都会ではないので、ホームレスの人達も少ないです。ただ、どこの国でもそうだと思うのですが、夜一人で出歩いたりするのは、少し危ないかなと思います。
今まで危険を感じたことは、無いのですが、友達の話によるとボランティア団体を装った詐欺などがあるらしいので、注意が必要です。あとは、航空券詐欺等もあります。僕は月に一回ほど、友達に会いにサンフランシスコやバークレーに行くので、飛行機をよく利用するのですが、インターネットでチケットを買う時に、特に注意をしています。というのも、友達が一回詐欺にあいそうになったからです。チケットを買おうとしたときに、クレジットカードの情報を全て聞かれたり、コピーを送れと言ってきたそうです。さすがに怪しいと思ったので、買わなかったらしいのですが、後々調べてみると詐欺サイトだった。という話を聞きました。日本でも同じことですが、インターネットでの買い物については、注意が必要です。
日本語のTAについて
この秋セメスターに日本語クラスのTA(Teacher Assistant)をやっていたのですが、とてもいい経験になりました。特に僕の場合はアメリカでの日本語教育に興味があるので、すごく勉強になりました。まず、TAになるにはその日本語クラスに登録する必要があります。しかし、僕たちは日本人なのでオンラインのクラス登録をする時に、教授からのPermission Numberが必要になります。
これは、直接教授にあって聞くか、E-mailで聞けば教えてもらえます。
TAの仕事はそのクラスの先生によって違うのですが、僕のクラスはいたってシンプルなものでした。宿題の採点、ひらがな、カタカナの単語カードの作成、そしてスキットの作成、実演です。スキットとはちょっとした会話のやりとりで、クラスで習った文法、単語等を台本に加えて生徒の前で実演します。そのあとに質問をして、生徒がどれだけ会話を聞き取れたかという練習です。毎回違ったシチュエーションを作ったり、面白いスキットにしたりして、楽しみながらできました。生徒の成績にも関わってくる重要な仕事ですが、とてもやりがいがありました。
TAをしていて、一番よかったと思うことは、日本語に興味のある現地の学生と、友達になれたことです。やはり現地で友達を作るのは初めは難しいと思うので、これが大きな一歩になると思います。