Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

米国仏教大学院
2013年2月号 実践真宗学研究科 K.F

《授業紹介②》

私は2013年の春セメスターに登録した講義は4つです。

HRHS-3250 HISTORY OF PURE LAND 7MASTERS月曜日 09:40AM~12:30AM  場所:IBS-

浄土真宗の7祖と呼ばれる方々を詳しく勉強していくクラスです。部派仏教、大乗仏教また浄土真宗の立ち場からそれぞれの祖の考え方を研究していきます。ディカッションよりも主にレクチャーが中心です。

PSHR-3076 BUDDHIST PASTORAL CARE I木曜日 02:10PM~05:00PM 場所:IBS-

仏教における(特に曹洞禅)パストラルケアを研究していくクラスです。具体的な例やどのように人と接していくか、ということよりももっと仏教におけるパストラルケアの定義や位置づけを勉強します。毎週リフレクションのペーパーがでて、トピックを読んで自分の心に感じたことを素直に書きます。それを講義の後半を使ってみんなでディスカッションしながら、共有していきます。

HR-4551 NEMBUTSU:SHIN PRACTICE月曜日 06:10PM~09:00PM SKYPE, オレンジカウンティーでの特別講義に参加(02/21~24)-

Skypeを利用して、今期は10名程の方が受講しています。浄土真宗における念仏とは何か、また行とは何かを研究していきます。02/21~24まではオレンジ郡のお寺とロス別院で、日本から信楽先生というかたがお見えになって、特別講義をしていただきました。この特別講義はIBSが主催のものではなくBCA(米国仏教団)のパシフィックセミナーという名前で一般のメンバーの方にも公開されていた講義でした。

RAPH-2352 ART, AGING AND SPIRITUALITY金曜日 09:40am~12:30am 場所:PSR-

GTUの講義の一つで、スピリチュアリティーやアートを通して「老い」といものを考えていきます。受講生が5人程なのでディスカッションがとても充実します。講義の一環で3本の映画を観てそれに関して、ディスカッションも行います。一番初めの講義では様々な画家さんが描いた「老い」に関した絵画や彫刻を見て、意見をしていきました。

聴講として

PSFT-1009-01 PASTORAL CARE

土曜日の午前中に聴講生としてキリスト教のパストラルケアの講義に参加しています。この講義ではキリスト教における、パストラルケアの定義、位置づけを勉強していきます。

 

《余暇の過ごし方

私はUC-Berkeleyの友人たちとの個人的なテニスサークル、茶道、ホットヨガなど自分だけの時間と人と一緒に過ごす時間の両方を大切にしています。今はドームのメンバーに同い年くらいの人もいるので、一緒にサンフランシスコや近くのアウトレットやディスカウントショップに買い物にいくことも多いです。また、お寺のつながりで仲良くなった、同世代の子たちとちょっとしたドライブや観光も楽しんでいます。ドームにはいろんな人がいるので、時には誰か誘ってランチにいったり、アイスを食べたり、ディナーに行ってお互いの文化、宗教、また日常のたわいない話などをしています。余暇の過ごし方一つにとっても、積極的に外にはでるようにはしています。

 

《スーツ、ドレス等の正装》

こちらに来て、正装をする機会が増えました。特に寺院活動に積極的に参加していると正装をしなくてはいけない回数が増えてきます。convention(集会、大会), banquet(晩餐会), dinner(少しかしこまった夕食)など、女性は正装=ドレス、男性は基本的にスーツにネクタイです。         

女性の場合、ドレスの種類も様々です。カクテルドレス、ロングドレス、イブニングドレス、カジュアルなワンピースなど場所や目的によって使い分けが必要な場合があります。また、blackoutといって、黒しか来てはいけない、場合もあります。他には、プロム(Prom)=プロムナードという高校最後の公式なダンスパーティーでのドレスもあるようです。また、一度そのドレスを着たら、そのドレスを同じメンバーの間では着るのはあまり印象が良くないようです。身だしなみに気が配られていない、と感じる人もいるようです。ちなみに、友人の話によると、最近の流行はロングなものよりもカクテルドレスのような丈が短い物が流行だそうです。

初めて北米地区の大会に参加した際に友人から「banquet(晩餐会)があるからドレスを持ってきてね」と言われて、banquet(晩餐会)が何かもわからないし、ドレスも何を着ていいかわからず、大慌てでした。私の感覚ではドレス=結婚式に着ていくような、通常では着ないようなシルクのドレス!!だったので、とても戸惑いながら買い物をしました。ドレスの感覚はアメリカと日本では少し違うようでしたが、結局、カジュアルなワンピースで行きました。会場では他の子は華やかなドレスの子もいれば、とてもカジュアルなワンピースの子もいました。ドレス=(綺麗めなワンピース)だったら何でもいいのかな、と今は考えています。また、急に夕食に誘われる場合もあるので、いつでもスーツやドレス一式の準備はしておく方がいいと思います。特に、寺院の調査やconvention(大会)への参加等で遠出をする場合も必ず、スーツ、ドレス、靴(女性の場合はヒール)、バッグはトランクや旅行鞄に入れておく方が無難でしょう。私はLAにレクチャーを受講しに行った際に急遽、正装をしなくてはならない状態になりましたが、ラフな服やスーツしか持って行っていなかったので、現地調達することとなりました。