Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リバプール・ジョン・ムアーズ大学
2013年2月号 国際文化学部 Y.K

授業紹介

セメスター2に受講している授業はTV across languages, English through the news media, Managing business in China, Britain in the international economy, Japanese for professional purposes の5つです。Japanese for professional purposes だけ通年授業で、前期から引き続き受講しています。TV across languages, English through news mediaは交換留学生向けの授業です。スペイン、中国からの留学生も受講していますが、日本人の割合が多く、ディスカッションではどうしても日本語を使ってしまうことが多いです。Managing business in China では中国語、歴史、文化などを少しずつ勉強したうえで、中国経済やビジネスについて習っています。外国語を母語以外で習うのは本当に大変で、中国語の読み方も英語表記なのが苦労します。これは承知の上で受講することにしましたが、かなりの負担です。Britain in the international economyは現地の4回生向けであることと、これまでに基礎的なことなどを勉強している人が受講していることがあり、経済を勉強したことがない私にとってはとても大変な授業です。内容は主にEUとイギリスの関係なので、高校の現代社会や公民の授業で習ったことに少し触れはしますが、それだけでは全く足りず、毎回何を習っているのかよく分かっていません。この授業は学期末の試験が評価の半分を占めるので、今からとても心配です。

 

余暇の過ごし方

日本と比べて授業が少ないので、余暇が多いです。イギリスに来てはじめのころは休みが多くてうれしいと思っていましたし、初めての一人暮らしだったので生活するだけで手が一杯で、余暇が過ぎてしまいました。しかし、しばらくしてイギリスの生活に慣れてくると、生活にゆとりができて、暇を持て余すようになりました。週末は他の日本人留学生とイギリス国内を旅行することもありますし、買い物やカフェに行ったりということも多いです。ただ、冬の間は、日の出ている時間が短く、一番早いときには4時くらいでももう薄暗かったです。気温も低いので、外に出るのが面倒くさいということもたまにあり、そういうときは家で本を読んだり、映画を見たりと、ゆっくり過ごしています。レポートがないときは上記のように過ごすことがほとんどですが、どの科目も同じ時期に課題が出て、提出日も同じ週に設けることが多いため、そのときはレポートにほとんどの時間を費やします。

 

自由テーマ

1月のことになりますが、私は成人式に出席できませんでした。一生に一回のことなので、一時帰国も考えたのですが、授業がもう始まっていたのと、一日のために十数時間かけて帰り、またすぐ十数時間もかけて戻ってくるのかと考えると、やはり、欠席ということにしました。また、つい最近、高校の同窓会の案内が来ました。こちらのほうも、レポートを書かなければならなくなる時期に行われるのと、帰国にかかる時間を考えると、欠席します。他の日本人留学生の中には4回生で留学に来ているため、卒業式には出られないし、帰国したら友達がほとんど卒業してしまっている、という人もいます。このように、何回生で留学するかによっては、1年も日本を離れるし、様々な機会を逃してしまうように思います。しかし、留学することで様々なことを学べるし、誰もができることではないので、本当にいい体験だと思います。留学期間もとっくに半分以上過ぎてしまいましたが、残りの時間も有意義に過ごしたいと思います。