Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アイダホ大学
2013年2月号 文学部 Y.Y

授業紹介②

アイダホ大学の春学期は1月9日から始まりました。冬休みの始まる少し前から授業登録が始まります。どの授業をとるかは、にアカデミックアドバイザーと相談し決定します。アカデミックアドバイザーとは単位などを相談する担当者のことで、生徒一人一人に担当者が決まっています。学年、単位、学部、興味などを踏まえ、一緒に相談しながら授業を決定していきます。この学期で私が受講している授業は、JAMM100, ENGL258, COMM101, POLS237, PEB106です。
– JAMM101(Journalism and Mass media)
このクラスでは、アメリカ社会におけるジャーナリズムとマスメディアの仕組みについて勉強します。仕組みといっても、101レベルなので、複雑なことを学ぶのではなく、ニュースをどのように分類するか、マスメディアの発達の歴史などを学びます。成績は、出席点、クイズ、テスト(3回)、レポート(1回)によって決められます。ほぼ毎回の授業でクイズが出題され、内容はその日の新聞の記事から出題されます。クイズのために新聞をほぼ毎日読むようになるので、良い習慣が身に付きました。
– ENGL258(English)
16世紀ころから現代におけるヨーロッパの文学をEnlightenment, Romanticism, Modernism, Existentialismの時代ごとにに分けて、読み解いていきます。文学といっても物語ばかりを読むというよりは、哲学的視点、政治的視点からそれらがどのように社会に影響してきたかを勉強します。毎回の授業前にreading assignmentがあり、教科書にある指定された文学を読んでくるのが宿題で、それをもとに授業がすすめられます。
– COMM101(Communication: Public speaking)
このクラスでは、どのようにプレゼンテーションを組み立てるのか、人前で話す時の注意点などを学びます。クラスでは主にスピーチをしたり、プレゼンテーションを行います。準備なしで、即興で与えられたテーマを基にスピーチをする場合もありました。
– POLS237(Political Science: International politics)
政治のなかでも、国際政治を勉強します。教科書を軸に授業が進められます。国際政治を歴史から読み取ったり、各国のリーダーの視点から国をとらえたり、イラク戦争にも焦点をあてます。
-PEB106(Physical Education)
体育のクラスで、このクラスではバドミントンをします。アイダホ大学には、たくさんの体育の授業があります。テニス、ゴルフ、アーチェリー、アイススケートなどたくさんの種目を選ぶことができます。

 

余暇の過ごし方

先学期と引き続き毎日授業がありますが、火曜日、木曜日、金曜日はお昼に授業が終わります。放課後は宿題と予習をし、そのあとは学校のジムに行って体を動かします。週末は勉強をしたり、友だちと遊んだり、どこかに出掛けたりしています。平日や週末に限らず、キャンパス内や、IPO(国際部のようなところ)によるイベントがたくさんあるので、何もすることがないということはありません。アイダホは自然がとても多いので、冬はスキー、スケート、夏はキャンプやラフティングなどのアクティビティを楽しむことができます。私自身も1月にIPOの企画でスキー旅行に行きました。また、アパートに引っ越してからの新しくできた余暇の過ごし方は、お菓子つくったり料理を作ったりすることです。アメリカのスーパーで材料をそろえて作るのはとても楽しいです。一人で作るのも楽しいですが、友だちと作るのも楽しみの一つです。

 

自由テーマ:健康・病院について

私はアイダホに来て、何度か体調を崩してしまいました。原因は気候や、食事だといわれました。アイダホは日本に比べると、かなり寒く、かなり乾燥しています。冬が長く、10月ごろには寒くなり始め、3月、4月でも雪が降ります。日本と同じですが、特に季節の変わり目には注意です。風邪のような症状が続き、学校内の病院に行きました。診察料は高いですが、あとから保険の手続きをすれば全額返ってきます。私の場合、モスコーの気候だけでなく食事もなかなか馴染めませんでした。寮のカフェテリアにあるものは、油っぽく、味も濃いので、なかなか好きにはなれませんでした。そのせいか肌も一時期かなり荒れてしまいました。カフェテリアで食べる際、野菜を多くとったり、自分で作るときは食事のバランスを考えて作るようにしています。