Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

キエフ大学
2013年4月号 国際文化学部 K.J

授業紹介について

ロシア語の授業は受講する生徒に合わせて4つのレベルに分かれています。現在私が受けている授業は初心者向けのクラスです。授業時間は1コマ80分間で、基本的にロシア語は午後から授業が始まります。一日に基本2~3コマ授業があり、1週間で合計10コマを受講します。今年は5月の上旬に日本のゴールデンウイークのような大規模なお休みを作るために、土曜日に授業をすることもありました。

授業は複数の先生が曜日ごとに分担して進められ、それぞれ各自で用意したプリントや教科書を使って教えています。先生によって授業を進める速度は異なりますが、主に文法に重点を置いて授業は行われています。先生によっては突然雑談を始める方もいらっしゃるので、いきなり会話の内容が変わったことに気付かず混乱してしまう事もあります。先生方は行った授業内容は他の先生に伝達しているようで、一度教わったことは理解しているものとして授業を進めていくため復習は必須です。説明がわからなければ補足として英語で解説してくださる先生もいますが、主にロシア語で授業は進められます。もし今受けている授業が物足りないと感じたり、難しいと思った時は違うクラスを受講することも出来るそうです。

 

日本語学科の授業について

留学には勿論語学の勉強をすることも当然ですが、他にも現地の友人を作ることも楽しみの一つとして挙げられます。キエフ大学には日本語学科があるため、日本語を勉強されている学生さんもいるので、交流をするきっかけがつかめると思います。日本語学科の授業は午前中に行われているので、もし興味があるのであれば早めに大学に行って授業の様子を見せて頂く事も出来ます。皆さんとても日本語が堪能で、3・4年生の方になると恥ずかしく、そしてまた羨ましく感じます。

又、ウクライナにはウクライナ・日本センターがあり日本語の本やDVD等の貸し出し、他にも茶道や生け花、着付け等の体験講座を行っているそうです。ここにはキエフ大学を含めた大学で日本語を勉強している学生さん等が本やDVDを手に取っていたり、自習に来ている姿が見られます。センターは学生寮からは遠く、時間が掛かりますが本やDVDを借りることが出来るので日本語が恋しくなった時にも最適です。