①授業紹介
交換留学生は1学期間に3つから4つのコースを受講することが多く、僕は3つのコースと日本語の授業のアシスタントを行っていました。僕が取っていたコースは、CNST201、LING201、LWSO201で、それぞれカナダの文化や社会、言語学、法学基礎のコースになっています。僕個人の意見としては、授業の面白さ・わかりやすさは指導教員の方に大きく左右され、授業の始めから終わりまで一切板書せず、ずっとぼそぼそと話しているだけの授業もあり、そういった授業はあまり楽しくありませんし、重要な点も分かり辛いので苦痛でした。またそれとは対照的にスライドや黒板を積極的に使い分かりやすい授業をしてくださる人もいて、そういった授業は楽しく受けることができました。新しい学期が始まってからの2週間程は履修登録を何度でもやり直せるので、興味のある授業は1度参加してみてその雰囲気を自分で確かめることがいいと思います。たとえば同じ初級レベルの言語学の授業でも、担当教員が3人いてそれぞれ別の時間に授業を持っていたりするので、時間の都合が合うなら全て1度参加してみてそれから1つに絞ると、自分にあった授業を履修できると思います。
また、こちらの大学は日本と比べて課題が多いとよく言われますが、本当にその通りで、課題が出ない授業は聞いたことがありません。課題量は授業によってまちまちで、どの程度の量の課題が出されるかはポータルサイトに掲載されていることがほとんどなので、履修確定前にチェックしておくと、不意に2万字近いレポートを課され泣くこともなくなります。
②冬休みの過ごし方
カルガリー大学では、12月に約2週間にわたって期末試験があり、それが終わると1月上旬まで約3週間の冬休みがあります。その間、多くの学生が年末年始実家に帰ったり自分の国に帰ったりするので、大学内はとても静かになります。僕たちのような留学生はどこか旅行に出かけるか、カルガリーでゆっくり過ごします。旅行先では、バンクーバーやトロント、アメリカ等に行く人が多く、イエローナイフまでオーロラを観に行く人もいました。僕はカルガリーに残っていたので、部屋でゆっくり過ごしたりカルガリーに残っている友人とダウンタウンに遊びにでかけたりルームパーティをしたり、長い週末を過ごすような気分で冬休みを過ごし、とてもリラックスできました。ダウンタウンでは大晦日にカウントダウンがあり、そこでは花火もあがるのでカルガリーに残る予定の方はぜひ行ってみて下さい。