カルチャーショックについて
台湾はアジアの中でも比較的日本に近く、また私は以前旅行で1度台湾に訪れていたのでそれほど大きなカルチャーショックはありませんでした。2年前台湾に来て驚いたことを挙げるならば、見た目は日本のお茶と変わらないのに飲んでみると甘いというように台湾ではお茶を甘くして飲む習慣があることです。飲食店で出されるお茶やコンビニやスーパーで売っているお茶にはほとんど砂糖が入っているため、購入するときは「日式=日本式」と書かれている物を選ぶようにしています。
1番大きな違いとしては交通事情が異なることです。台湾は原付バイクの数が日本に比べ圧倒的に多く、歩行者信号が青であっても構わず走ってくるので横断歩道を渡る時は注意する必要があります。これにおいては7カ月経った今も慣れません。
「日本」としてのブランド
台湾では「日本」としてのブランドが非常に強いです。例えば日本、京都宇治、北海道十勝など日本の地名が入ると美味しく見えて売り上げも上がるそうです。台湾人の友達曰く、日本製ならば高く払っても良いから買いたい、それだけ払う分の品質が保証されていると言っていました。時には台湾製の物であっても、日本製に見せかけた平仮名や日本語で書かれているものあり可笑しく思います。
また私自身経験したことでは台湾では常に日本人として見られているということです。靴を揃える、挨拶ができる、布団を畳む、何をするにしても「日本人だからね~」というように言われます。台湾で出会うその人とって私が初めて深く関わる日本人かもしれないので、日本の印象を悪くしないよういつも日本人であることを忘れないように行動しています。
タイ旅行 Land of Smile, “Thailand”
MTCの夏学期が終わり8/21~9/2の新学期が始まるまでの間タイに旅行しました。台湾はちょうど日本とタイの中間に位置しており、約3時間半で行くことができます。去年、一昨年龍大に留学していた友達が温かく迎えてくれ、初めての東南アジア、タイを満喫することができました。タイは微笑みの国と呼ばれているように、いつも笑顔を絶やさない温厚で親切な人が多く、国全体がのんびりとした穏やかな雰囲気です。営業スマイルのような作り笑顔や、気の無いフレンドリーさと違って落ち着く自然な笑顔で接してくれ、これまで行った外国の中でもとりわけタイは優しい国に感じました。今回の旅行で出会ったタイ人の中に日本語は話せないけれど中国語を話せるという人がいました。私自身もタイ語を話すことはできませんが、中国語を勉強したおかげでその人とも話す事ができました。外国語が話せるとお互いの母語を知らなくても理解し合え、さらに自分の世界が広げられると改めて感じました。
師範大、MTC共に新学期が始まり慌しい毎日を過ごしています。夏休みを楽しんだ分、これからは切り替えて勉強を頑張っていこうと思います。