Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

同済大学
2014年9月号 国際文化学部 H.I

■カルチャーショックについて 当然のことではありますが中国で暮らすうえで、日本で暮らすようには暮らせません。というよりも日本ほど便利には暮せません。トイレを例に挙げてみると比較的新しい施設でもない限りほとんどが和式の便座です。これは日本でもある程度共通する部分ですが決定的なのはトイレットペーパーの類が常備されていないことです。便座の隣にごみ箱があり持参した紙で処理した後そこに捨てるというのが大体の形です。また、トイレ自体もはっきり言って水が流れにくい傾向にあります。詰まることなどしょっちゅうです。ただでさえ起きやすいのに紙を流すとさらにつまり安くなるので絶対に流さないようにしてください。 他に小さな例を挙げてみますと横断歩道でしょうか。クラクションの音がするのは常識、赤信号を突っ切る自転車、バイクの多いこと、青信号になったとしても必ず右左の安全確認を怠らないようにしてください。そうしないと冗談抜きで事故に遭います。もしあるのなら横断歩道を利用した方が、時間がかかっても安全です。 また、特に市街地などを歩いているとコンビニのお粥のパックか何かを器にした物乞いをよく見かけることになろうかと思います。しつこく追いすがってくることもあるでしょうが相手をするかどうかは各自で判断してください。  ■新学期の授業 中国の学校は9月からが入学シーズンです。そのため今の時期がちょうど前期に当たります。新学期に入ったら授業開始の日程を聞いたうえで、指定の日時に忘れずに教科書類を購入してください。もし買い忘れても時々売りに来ますが不定期なので苦労することになろうかと思われます。また、クラスを昇級(例えばCクラスからDクラスになど)したいのであればこの時点で国際文化交流学院の107号室のオフィスに向かいその意思をはっきりと伝えておいてください。特に問題なければ聞いてくれます。また、授業が合わないからクラス替えをしたい場合もできる限りお早目に107号室に行き申し出てください。当然ですが昇級すればするほど授業の進みもレベルも断然早くなりますので遅くとも授業開始から1週間ぐらいで決めておきましょう。なお、同じクラスでは授業内容は前期のそれと同じなのでできるだけ昇級することをお勧めします。また、同時期に同じクラスだった人も、帰国した人を除けば半数程度は同様に昇進することが予想されますので友達付き合いに不安はそれほどないかと思われます。どうしても不安なら、話し合って個人的に遭う機会を設けてみてください。