Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2014年11月号 政策学部 C.M

①授業について

私が今取っている大学の授業の多くは、約100人ほどが入る割と大きな教室で行われます。授業形態は、日本と大きな変わりはなく、先生が教壇に立たれて授業を行うやり方です。

日本と大きな違いがあると感じたところは、授業風景です。私が今受けている授業は、先生が黒板にほとんど板書をしない授業なのですが、多くの学生が自分が必要だと思った、先生が仰ったことを一生懸命メモに取り、自分でノートを作っているという点にまず私は、大きな違いがあると感じました。また、今私が受講している授業はすべて1コマ2時間で、日本より30分も長い授業時間なのですが、先生が一方的に話される時間はそれほど多くなく、先生が学生に質問をし、それに学生が答え、その答えがなぜそうなるのかと言った理由、学生の意見などを聞いたり話し合ったりする時間が多いので、2時間の授業でもあっという間に感じてしまいます。私が最も違いを感じた点は、先生と同じくらい学生も、授業中に分からないことがあればすぐに先生に質問をたくさんし、多くの学生が自分の意見を持って、はっきり伝えることができているという点です。私自身、自分の意見を持ち、はっきり人に伝えることが苦手なので、そういった点から、授業はもちろんのこと、一緒に学んでいる学生からもたくさんのことを学べ、充実した時間となっています。

②気候について

バレンシアは本当に気候が良く、もうすぐで12月というこの時期にでも、日本にいるような時ほどの寒さは感じる事はほとんどなく、快適に過ごせます。今の時期の気温は、最高気温が約17~22℃、最低気温が約10~13℃ほどです。日本ほど大きな気温の変化はないので、バレンシアに来て3ヶ月程が経ち、時間が過ぎるのは早く感じるようになったのですが、身体で感じる時間と、気持ちで感じる時間が異なるような気がしています。

ハロウィンもすっかり終わり、クリスマスシーズンなのですが、街やお店などは日本ほど派手なイルミネーションは無く、気温もそれほど寒く感じることがないこともあって、日本のようなクリスマスの雰囲気とは少し異なる感じがします。

デパートやスーパーマーケットなどには、クリスマスに食べられるお菓子がたくさん売られていて、そういったところでは少し季節を感じることができます。