Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リバプール・ジョン・ムアーズ大学
2011年3月号 経済学部 S.Y

日本から持ってきたらよかったと思うもの

基本的にリヴァプールは都会であり、手に入らない物は少ないです。逆に持ってきてよかったものを書きたいと思います。一番役にたっているのはipod touchです。こちらは図書館などでもタダでWi-fiが使えるし、ホステルやカフェでもWi-fiが使えてネットが使えるところが多いです。iphoneやアンドロイドでwi-fiがついてるものもあると便利だと思います。チャイナタウンが徒歩圏内にあるため、キッコーマンの醤油やダシも値段は高いですが手に入ります。ただ、味噌が手に入らないので即席味噌汁を持ってくればよかったと思いました。日本食もお金を出せば食べたり作ったりできるし、ロンドンに行けば手に入らないものはないと言っても過言ではないと思います。ヨーロッパ圏内の旅行が安いので、ヨーロッパ内のガイドブックを持ってくるのをオススメします。ホステルなどに泊まるときにビーチサンダルがあると便利だと思います。

 

現地の学生、友人について

リヴァプールの人は本当にお酒をよく飲みます。こちらで現地の人と遊ぶときは必ずと言っていいほど飲むことになり、それからクラブに行くことが多いです。他の国からの交換留学生もいますが、関わる機会は授業によってはほとんどなく大変だと思います。留学生専用の授業もないので、イギリス人が最初から友達同士で授業を取っている場合も多く、日本に興味ない人と関わるのは、何かトピックがないと本当に大変だと思います。こちらでは日本に興味のある人のサークルがあり、毎週木曜日にパーティーが開かれていて、それに参加すると日本に興味のある人と関わることができます。 学生について一番驚いたことは、外国の生徒は日本人より真面目とおもっていたのですが、この大学では授業をスキップする生徒も多いのが残念です。時々出席率があまりにも悪いために、その日の授業がなくなることもありますし、グループワークの時に来ない生徒や、ある日からいきなりいなくなる生徒も多いです。

地震について

3月11日に起こった東日本大震災で起きた出来事には、こちらでも驚きをかくせません。TVではずっと日本のニュースが流れ、知らない人からも日本人?大丈夫か?といわれたり、Facebookなどでは海外の友人から多々メッセージをもらいました。そういった経緯から、何かこちらで出来ないかと思い、日本人の留学生たちと話し合い募金活動をすることにしました。図書館の前で募金活動を2日間行い、イギリス人の生徒たちに助けてもらいながらカラオケパーティーを開き募金活動を行いました。3日間での募金額はまさかの約£3600(約50万近く)集まりました。中には何度も募金してくれたり、募金の時に家族を心配する声をかけてくれたりと、色んな人の優しさに触れました。日本はいま大変だと思いますがイギリス各地でこういった活動が行われています。復興を一刻も早く祈ります