≪日本から持ってきたら良かったと思うもの≫
・体調管理セット
風邪薬、サプリメント、マスクなどは必須です。バークレーは昼は暑く、夜は寒いので、風邪をひきやすいです。特に、Tシャツの上に一枚羽織る薄手の上着があったらとても便利です。コートだと日中暑いし、かといってTシャツ一枚だと寒いです。
・英語の教科書や参考書
バークレーに来たら英語で溢れ返ると思っていたので、必要最低限の英語参考書しか持ってこなかったのですが、案外日本で買った英語の参考書はクオリティが高いなと思いました。基本的な文法や構文をおさらいする時にとても役に立つ上に、自分が日本でどれだけのレベルだったかわかる物差しにもなるので、あって損はないと思います。
*基本的に、過去のマンスリーレポートを読めば、大体書かれてあるのですが、私が特に思ったのはこの二点です。コンタクトレンズの方は、あらかじめ買い込んでおくことをお薦めします。私はメガネも新しく作りました。また、このレポートをご覧になっている方は仏教・真宗専攻の方が多いかもしれませんので、その方へのアドバイスとしては、仏教書をあまり気合い入れて持ってこなくても大丈夫だということです。図書館に大概のものは揃っています。真宗聖教全書・註釈版・仏教辞典・その他お気に入りの書物数冊で十分かなと思います。
≪現地の学生、友人について≫
私が今まで出会った友人・学生をカテゴライズしました。
IBS・GTUの学生: 生活サイクルが似ているので、基本的に平日はこの方々と一緒にいることが多いです。IBSの寮に一緒に住んでいる人たちは、みなIBSの学生です。みなさん年齢層は高めで、基本的に落ち着いています。若気の至りで騒ぐのもいいですが、大人の雰囲気を味わいたい、もう若い時にさんざん騒いだので今は落ち着いた、という方々にはお薦めの空間でしょう。他に、授業で知り合ったGTUの学生とフットサルを週一回行ったりしています。
お寺の方々:週末はお寺の活動に参加しているので、そこで色々な方と出会います。基本的にご年配の方々が多いですが、お寺によっては、バスケットボールのトーナメントが行われたり、バザー・盆踊りが行われたりと、にぎやかです。写真は、私がストックトン仏教会で法話をしたときのものです。英語で子ども向けに15分程度仏教のお話をしたのですが、なかなか大変でした。スポンジボブを使って、世の中の現実と理想のGAPについてお話ししました(笑) わかってもらえたかは自信がありませんが、髪型が変わっているので、みんな私のことを覚えてくれたのが嬉しかったです。
バークレー大学(CAL)の学生:私はダンスサークルとテニスサークルに所属しているので、そこでできた友達と遊んでいます。ダンスの仲間とは、一緒にダンスの練習をしたり、夜はクラブに行ったりしています。テニスサークルは、普段の練習会の他に、定期的にトーナメントがあるので、それにエントリーして白熱しています。また、メーリングリストで声を掛け合って、「今日の○○時にテニスしませんか?」みたいなやりとりをして、交流できるシステムがあるので、そこで新しい友達が出来たりします。
YMCA/YWCAの友人:これは、自分で登録しないといけませんが、ボランティアのカンバセーションパートナーがついてくれます。パートナーが見つかれば、あとは自由に連絡を取り合って、会うことができます。私のカンバセーションパートナーは、パーティー好きな子で、今度フラタニティとソロリティのパーティに誘ってくれることになりました。また報告出来ればなと思います。
BIEの学生:ご存じのとおり、龍谷大学から短期留学で来ている学生たちです。IBSとル‐べックは同じ建物にあるので、たまに会う機会があります。私は大学院生ですが、精神年齢は学部生と変わらないので、交流しています。
≪フラタニティとソロリティ≫
アメリカに来て、一番うらやましいと感じたのは、フラタニティとソロリティの存在です。これは、完全に日本にはない文化と言ってもいいでしょう。フラタニティとは男性の学生集団、ソロリティは女性の学生集団です。大きな家でそれぞれ共同生活をしており、ギリシア文字三文字でグループ化されています。色々なタイプの集団があり、妙な連帯感と、仲間意識があり、グループによっては、メンバー内で頻繁にパーティを開催しています。大学生は、この集団に入るために、住居者応募の時期に競って応募します。これを「ラッシュ」といいます。また、入居したり、メンバーになったり、パーティに参加するためには、そのメンバーに認められないといけない規則がグループの中にはあったりと、何かと謎が多いのもフラタニティとソロリティの特徴です。アメリカっぽいなとしみじみ感じています。詳しくはウィキペディアなどで調べてください。IBSの寮の周辺は、フラタニティとソロリティが集まっている地域です。ですので、週末にはフラタニティとソロリティのメンバーが交流し、お洒落してパーティに参加している学生をよく見かけます。この文化は、フラタニティとソロリティのメンバーではない人たちの立場からしたら、かなりカヤの外なイメージでしょう。私は、このパーティこそアメリカっぽいなと思うので、是非参加したいなと思っていました。そして、つい最近、YWCAのカンバセーションパートナーからパーティのお誘いが来たので、遂に参加出来ることになりそうです。また、後日、リアルなアメリカを報告出来ればなと思います。笑