環境について
同済大学の敷地内にはスーパー、食堂、カフェ、携帯会社、美容院、家電を修理してくれる店など、さまざまなお店があるので、基本的なことは大学内で済ませることができます。食堂は全部で5つあり、留学生が一番利用しやすいのは寮の隣にある食堂です。種類は多くありませんが安くて、学生証がなくても券を買えば食べることができます。カフェはWi-Fiが使え、友達とおしゃべりするときや、勉強するときによく利用しています。また中国人の学生はスポーツが好きで、コートやプールなど運動できる施設も充実しているので夜になると多くの学生がバスケやランニングなどをしています。
同済大学は正門を出てすぐに同済大学駅があるので、地下鉄での移動が非常に便利です。終点が虹橋空港なので乗り換えなしで行くことができます。浦東空港へも乗り換えは1度だけなのでアクセスしやすいと思います。大学周辺は飲食店やスーパー、コンビニ、銀行などが充実しています。中華料理のお店はもちろん、日本料理のお店やカフェもあるので食堂に飽きたら利用するといいと思います。少し歩いたところに食料や家電製品などを売っている大きなスーパーがあるので何か足りないものがあればそこに行きます。上海ではよく果物屋を見かけます。日本のスーパーより種類が多く、安いので学生はよく利用しています。
上海に来て思ったことは、大学内も街中も日本に比べてゴミ箱の数が多いことです。清掃をしている人も多く見かけます。しかし、いたるところにタバコの吸い殻や食べた後のゴミが落ちているので、日本に比べるとあまりきれいではありません。
上海日中友好成人式
同済大学で知り合った日本人の友達がたまたま上海日中友好成人式の実行委員をしていて、中国人の友達を増やす良い機会だと思い、参加しました。この上海日中友好成人式は中国人学生に日本の成人式を体験してもらうためでもあり、また上海に留学をしていて成人式に参加できなかった日本人学生のためのものでもあります。高級なホテルで行われ、男性はスーツ着用、女性は振袖、浴衣、ドレスいずれかの着用が義務付けられていました。第一部は成人式、第二部は日中交流会に分かれており、第一部は実行委員や新成人の挨拶、鏡開き、写真撮影、上海の和太鼓やアイドルグループによるパフォーマンスなどがありました。そのあと軽く昼食をとって、午後は日本人と中国人の学生でグループを作り、ビンゴやマルバツゲームをしました。上海と日本の往復航空券など豪華賞品があったので皆必死でした(笑)式が終わったあと参加した全員に日本のお菓子やレトルトカレー、温泉券などが配られました。日中の関係についてはまださまざまな問題がありますが、今回この式に参加して、中国人の学生と多く交流でき、また日本に興味を持っている中国人がたくさんいることを知ることができたのは本当に良かったです。また機会があればこのような会に参加したいと思います。