僕が受講している科目は全部で四つで、①English1 ②Introduction to Business ③Business Communication in English ④Listening and Speakingです。 ①と②の科目は主に一回生対象の授業なので、真面目に聞いていればテストなどで問題はないと思います。 Englishは週に四回あり、そのうち一回は話すことを中心に進めていきます。その他の三回授業では基礎基本レベルのWritingやReadingを中心に進められていきます。毎日と言っていいほど宿題があります。僕の先生はアメリカ人で宿題や教科書など忘れ物をして取りに帰っていると、授業に参加できない事も少なくありません。ですが、真面目に取り組む生徒はすごく評価してもらえるので、やりがいを感じながら学習しています。 Introduction to Businessの前期はミクロ・マクロの基礎基本を中心に授業が進められていき、テストは65問(後期約100問)の択一式の問題形式でした。テストではひっかけ問題が多いので注意してください。この科目を受講するのであれば、経済に関する知識を身に付けておくと役に立つと思います。 ③と④は三回生向けの科目なので難易度は急に上がりますが、クラスの中に英語力の高い生徒が多いので良い刺激になっています。中間テストはともに筆記形式でした。僕のお勧めはListening and Speakingです。状況によってどのようなListeningをすればよいかなど、授業で習った内容を日常生活にすぐ活かせるからです。
対人的なカルチャーショックはそんなにありませんが、タイの公共交通機関(バスと電車)の面では多々見られます。タイのバスと電車には時刻表がありません。日本では考えられませんが、バスや電車が来るまでひたすら待つのがタイ式です。そのせいか、タイ人は日本人と比べ、せっかちではないように感じられます。バスの中には運転手以外にも働いてる人がいます。例えば、乗客から運賃を回収する人や、後方確認や安全確認をする人がいます。日本ではバスから降りる時に運賃を払いますが、タイでは先に運賃を支払います。 一方、電車で一番印象的なことは、トイレがどこの駅のホームにもないことです。駅に入ってしまえばもう最後、目的地に着くまでトイレにいくことはできません。駅員さんがどこのトイレを使用するのか気になります。BTSと呼ばれる電車は日本の電車と変わらないぐらいしっかりしています。運賃は最高が40バーツ(約120円)で、一日乗車券が120バーツ(約360円)とお手頃です。
大学はとても広く、大学から一歩出るのも必ずと言っていいほどタクシーかバンに乗らなければなりません。授業のある平日に出かけるのは結構厳しいのが現実です。今まで外に出るときはいつもタクシーを使っていました。タクシーは確かに便利な乗り物ですが、いまいちタイ人の普段の生活感を感じることができません。タクシーはバスに比べて約5倍の運賃と高く(場所にもよりますが)、多くのタイ人はバスを利用しています。と言うこともあり、最近はバスに乗りバンコク中心地や、近くのスーパーまで行くようにしています。バスには大きく分けて二つのタイプがあり、エアコンがあるかないかで運賃が違います。バンコクの中心地に行くときはエアコンのついている青いバスを利用し、近くに買い物する場合はエアコンなしの緑バスを利用しています。エアコンなしのバスは日本にはないので興味津々で乗りましたが、意外に涼しく快適でした。ですが、窓が全開なので排気ガスが結構きついです。どちらのタイプのバスもバスとは思えないぐらいスピードを出すので、乗るときにはしっかりどこかにつかまりましょう。 バスを利用して良かったことの一つに、タイ人の良さを発見できたことです。見ず知らずの外国人の僕が尋ねても、皆笑顔で親切に教えてくれます。最近ではバス友(タイ人、中国人など)もできました。あなたも一度、勇気と忍耐を持ってバスに乗ってみてください。