Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

タマサート大学
2016年1月号 経済学部 A.O

①   試験について

私がこちらで履修している授業の成績は、中間試験・期末試験・課題(レポートやプレゼンテーション)・平常点から決まります。今回は12月にあった期末試験について書きたいとおもいます。感想から述べると期末試験はけっこうキツく感じました。こちらの授業では“英語が出来ることが前提”なので出題される問題がアカデミックかつ論述形式だったときには、解答にかなり時間をかけたものでも答案に自信が持てず落ち込みました。今回の期末試験の反省点は日本語と英語ではエッセイの書き方が異なるので普段からライティングの練習なりしておくべきだったというところです。読めることと書けることは違うのだということが分かりました。期末試験の期間は学部によって異なるようですが私は5日間程度でした。以下私が受けた期末試験の具体的な内容です。「Beginning Thai」のテストは筆記テストとペアの人と会話を作って発表するロールプレイング。「Buddhism in Thailand」は全て筆記テストで構成はマーク問題+エッセイ2つ。「Society and Culture in Thailand」はプレゼンテーションとレポートのみ。ぜんぶで3科目だけですが四苦八苦しました。

 

 

②   長期休みの過ごし方

期末試験後に長期休みがありました。この休暇は1ヶ月と半月ほど期間があってこの間に足を伸ばしてマレーシア、シンガポール、ベトナムなどに行ったり引越しをしたりしました。上記の3カ国はそれぞれ5日以上滞在したのですが、時間のある冬休みの間に旅行することができてよかったです。タイもふくめてこれらの国は“東南アジア”というジャンルでひとくくりにしてしまっていたのですが、実際に訪れ各国それぞれ異なる雰囲気・性質を持っているということを自分の体を使って感じることができました。私のなかでその差別化の基準になったのは人・食べ物・インフラ・建築物でした。詳しく挙げると長くなるのでかなり大ざっぱに挙げると、マレーシアはイスラム教徒が多くモスクがあちこちに建っていて料理はマレー系、インド系、中華系が一般的。シンガポールの民族構成と食べ物の雰囲気はマレーシアに似ているけれど政策の違いから町並みは全く異なっている。どちらの国も都市部はバンコクよりかなり電車が発達していて物価の高さから一人当たり生活水準も高そう。ベトナムは中華系の人がほとんどで電車はなく食べ物はフランス植民地の影響を受けたものも多く東南アジアだけどフレンチカフェが街に結構ある、などなどです。今回はどの旅でも時間がたくさんあったので急がず、タクシーに乗るよりも歩いて疲れたらお店に入って休んでまた歩くという旅でした。ベトナムだったらバインミーの屋台でバインミーを買ってベトナムコーヒーと一緒に公園で食べたり、マレーシアだとミルクティーっぽい飲み物屋台がそこら中にあったので疲れたらよく寄っていました。タクシー等にのって時間を節約するのもいいけど、こうして歩いてその土地を見て回るほうが自分は面白いと感じるタイプなのだということに今回の旅によって気がつきました。

 

写真左:ベトナムのムイネーというところにある砂漠

写真右:マレーシアのクアラルンプール近くにあるブルーモスク(女性は入場時ヒジャブ必須)