留学生のためのオリエンテーション(Bridging Program)が一週間ほどあり、その期間に大学のことを知り、また、ほかの留学生たちとの交流をはかることができます。オリエンテーションの内容としては、これからの大学生活をうまく過ごすにはどうすれば良いかといった内容の講義や、大学の施設案内、さまざまなサービスについての紹介があります。大学の敷地内を案内してくれるツアーもオリエンテーションのときにあるので、はじめて大学に来て何もわからない留学生には少し安心です。そのツアーでWestern Ontarioのメインキャンパスにも行きます。ちなみにメインキャンパスまでは、スクールバスを利用できますし、徒歩でも行けるほどの距離です。そのほかにオリエンテーションでは、バスで湖まで行ったり、ボーリングやテーマパークに行ったりしました。また、2時間ほどバスに乗り、ナイアガラの滝にも行きました。今までずっとナイアガラの滝を見たいと思っていたので、念願のナイアガラの滝が見られて良かったです。ナイアガラの滝ではボートに乗り、ナイアガラの滝のより近くまで行くことができます。その迫力はすごいもので、滝の近くに行ったときは水しぶきが雨のように降り注ぎます。留学生のオリエンテーションが終わったあとには、キングスの新入生向けのオリエンテーションが始まります。その期間中は、大学内でコンサートやゲームなど様々なイベントが開かれます。留学生は、オリエンテーションが2度楽しめます。
環境について
寮についてですが、私たち龍谷の交換留学生が住める寮は、Wemple, Alumni court, Town House の3つあります。キングスの寮は、すべて大学敷地内にあるので、大学内の移動には便利です。そして3つの寮とも、相部屋となります。キングスのホームページで部屋の間取りを見ることができるので、私は、プライベートスペースが確保できそうな間取りであるAlumni courtにしました。トイレとシャワー、キッチンは同じ階で共同となっています。また、ランドリーは、洗濯するたびに学生証からお金が引かれる形になります。私が住んでいるAlumni courtだけ、他の寮のように2つのベッドが向かい合っているのではなく、対角に配置されているので自分のスペースを取りやすいと思います。そして、Alumni courtには、カナダの学生が比較的多いです。なので、現地の学生の友達をつくるのにはいい環境だと思います。その反面、夜になると、お酒を飲んで騒ぐ学生もいるので、騒がしいこともあります。一方で、Town Houseは中国の留学生にとても人気があり、ほとんどの中国の留学生がTown Houseに住んでいます。Wempleはカフェテリアと同じ建物なので、階段を下りるだけでカフェテリアに行けます。食事をする際はとても便利だと思います。基本的には、どの寮もカフェテリアの近くに立地しています。寮の安全性に関してですが、寮の建物に入る際、フロアに入る際、自分の部屋の3種類の鍵があります。なので、安全面に関してはしっかりしていると思います。
自由テーマ
キングス大学はオンタリオ州のロンドンというところに立地しているのですが、ロンドンは、落ち着いたところです。大学は自然に囲まれています。そして、大学の近くには、ショッピングモールやダウンタウン、アジアンマーケットがあります。それらは、バスに乗って数分で行けるところにあります。私たち留学生は、バスの定期カードが使え、ロンドンを回っているバスなら簡単に利用できるので便利です。しかし、たまにバスのストライキのために、すべてのバス停には止まらないこともあります。アジアンマーケットでは、日本の食材もあるのでカフェテリアの食事に飽きたときは、アジアンマーケットで食材を買って自分でつくるのもいいと思います。