◯環境について
瀋陽大学は北キャンパスと南キャンパスがあり、地下道を通り、10分ほどで移動することができます。キャンパス移動をするために、地下道を使用することはとても珍しく、他の大学では歩道橋や自転車を使用することが多です。
キャンパス内には、北キャンパスと南キャンパス合わせて食堂が6つ、大きめのMARKETが2つ、その他にコンビニ、携帯ショップ、理髪店、ATM、本屋さんなどがあり、キャンパス内が一つの街のようになっています。キャンパスの外にも歩いて10分ほどのところに大きなスーパーが2つあります。バスで30分ほどの所には、レストランや洋服店、靴屋、本屋などたくさんのお店が集まっている大きな街があります。バスはどれだけ乗っても1元なのでとても買い物をするのに便利な場所です。
さらに、キャンパス内にはサッカーなどができる広いプレイグランドが2つ、体育館が6つ、バスケットボールコート、テニスコート、バトミントンコートなどがあり、運動をする施設も充実しています。
瀋陽大学の寮は2人部屋と4人部屋があります。寮にはトレーニングルームやキッチン、共用の洗濯機があります。自分の空いている時間に利用することができます。部屋にはテレビや冷蔵庫、ロッカー、シャワートイレ、ベッドが2つ勉強机が2つあります。ルームメイトは同じ国の人とは限らないので、ルームメイトと異文化交流もできます。
◯空いた時間の過ごし方
週に2日、授業が午前中に終わるので、午後からはたくさん時間があります。僕はほぼ毎日、授業が終わるとテニスコートに通い、瀋陽大学の学生や留学生とテニスをしています。生徒にテニスを教わったり、教えたり、時には試合をしたりします。コミュニケーションを取るには中国語を使うので、好きなテニスもでき、中国語の練習もできます。テニスの話しをする時には、テニスプレーヤーや、テニスの用語も出てくるので、授業では習わないことも知ることができ、とても貴重な時間です。
他の国の留学生とも交流します。アメリカの留学生、北朝鮮の留学生、韓国の留学生と一緒にバトミントンをしました。キャンパス近くに別の韓国の留学生と卓球をしたり、ロシアの留学生、北朝鮮の留学生とはテニスをしました。普段交流しない国の留学生と交流できるので留学はほうとうに貴重な時間だと感じます。
休日には近くの中街という街に出て、ショッピングをします。中街は何でも売っています。衣料や日用品、電化製品、化粧品、さらに、レストランもたくさんあります。日本料理が恋しくなったとき、吉野屋や、ラーメン屋があるのでそこに行き、日本の味を思い出します。