日本から持って来てよかったもの
(1)インスタントの食料品、お菓子、調味料
こちらでは毎晩自炊をしていますが、お昼は部屋で取ることが多いです。それは授業の関係で外に出ていない時や、週末は飲食店が閉まっているためです。その時にお湯だけで食べられるインスタントの食料品は持って来てよかったと感じています。また、おかきやおせんべいなどの日本のお菓子が恋しくなった時は持って来たもの、家族が送ってくれたものなどを食べています。他の国から来ている留学生たちへのちょっとしたお土産にもなるので、交流を深めるアイテムとしても活躍してくれます。
そして、自炊する時に使用する、粉末の調味料やミニサイズの醤油なども持って来ると便利だと思います。日本食料品店に行けば手に入るものですが、どれも日本よりは高い値段で売られています。また、来てすぐにそこへ立ち寄ることが出来ないこともあると思うので、少しだけでも持って来ると役立つと思います。
(2)洗濯用品
洗濯は寮の洗濯機を使って毎週自分で行なっています。こちらに来るまでは、寮の構造や設備などがあまり詳しく分かっていなかったので、自分の部屋で干す可能性があると思い、洗濯物を干すのに使えるハンガー、洗濯ばさみ、洗濯ロープ、そして洗濯時に必要な洗濯ネットなどを100均ショップで購入して持参しました。こちらに来てから購入することもできますが、やはり日本製で安心ですし、物価が高いベルギーで買うよりも日本から持参した方が良いと思います。100均ショップのものでも今の所やぶれたりしていないので、特別高いものを買う必要はないと思います。
(3)本
何か読みたい本があったり、勉強のための本があるなら、持って来た方がいいと思います。ベルギーで日本の書籍を扱っている本屋さんは見たことがありません。今はネット通販を利用して高いお金を払えば購入することも可能ですが、なるべく自分で持って来るか家族に送ってもらうなどした方が良いと思います。長い飛行機や電車でのお移動中の暇つぶしにもなるので、オススメです。
日本とベルギーのスーパーの違い
日本のスーパーで買い物をする時は、店員さんがレジ打ちをしてカゴに入れなおし、会計を済ませてから自分で袋に入れるのが主流ですが、海外では違います。最近は日本でもコストコというアメリカの大型スーパーが出店していて、一度そこに行ったことのある人であればイメージがつくと思いますが、こちらのレジでは、ベルトコンベヤーの上に買うものを並べて、店員さんがそれをレジ打ちしている間に、終わった物から自分で袋に入れていきます。そして、レジ打ちが終わった後にお会計を済ませる、というのが主流です。荷物をベルトコンベヤーの上に置き終わったら、「これで終わり」という目標のために仕切りのようなものを置きます。少し日本とは勝手が違うので、最初の頃はお会計のたびにドキドキしていました。
また、野菜や果物はほとんどが量り売りです。野菜をビニール袋などに入れて、重量計に乗せて、横にあるタッチパネルを操作するとシールが出て来るので、それを袋に貼ってレジへ持っていくこともあります。日本ではなかなか見かけないシステムですよね。
最後に、ベルギーのスーパーには荷物置き場があって、リュックサックなどの大きいカバンを持っている時はそこに荷物を預けて中に入ります。全てのスーパーで必ずしなければいけないことでも無いようですが、小さめのスーパーに入ると入り口で店員さんに「リュックを置いてね」と声をかけられることがあります。万引き防止対策なのかもしれませんが、これも日本とは違い、おもしろいです。