Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

モンス大学
2018年2月号 政策学部 M.H

:試験について

こちらでの試験は龍谷大学のシステムとは少し異なる点がありました。

①テスト期間

日本の大学のテスト期間は1週間だけですが、こちらは生徒のとる授業数が多いからか、約1ヶ月に渡ってテストが行われます。テスト期間が始まる前に、自分のとっているいくつかの授業の、テスト日や時間が被っていないか確認のメールがくるほどです。

 

②テスト入室時の違い

普段定期試験を受ける時、学生は試験教室に事前に入室し、各々テスト対策に励みながら担当の先生方がいらっしゃるのを待っているかと思います。しかし、私が受けた試験の時は、先生が教室にいらっしゃるまで教室前で学生は待機し、先生の合図があってから入室しました。

入室時に自分の学生証を預けて自由に着席します。試験が始まり、終わった人から好きなタイミングで退室できます。日本の大学では自分の学生証は机の上に、退室は早くとも試験開始後30分以降と決まっていたので、驚きました。

 

③テスト結果について

日本では、学期末にまとめて成績が発表されますが、こちらでは違うようです。メールで教えてくれる先生もいれば、ただ掲示板に貼り付けるだけの先生もいるそうで、学生にとっては少し面倒のかかる発表方法だなと感じました。

 

:寒気到来

3月を前にして、やっとベルギーにも寒い時期がやってきたという様子です。

日本では12月〜2月にかけてが特に寒い時期だと思いますが、ベルギーでは2月に入ってやっと寒さが出てきました。去年の年末に少し雪が降っていましたが、特別寒いとは感じていませんでした。しかし3月を前にして、風も強くなり、寒さも日に日に増しています。京都の寒さを毎年体感している私にとっては、やっと冬らしい季節がやってきた感じです。

少し前まで平昌オリンピックで日本は盛り上がっていたと思いますが、ベルギーではあまり盛り上がりを感じませんでした。しかしウィンタースポーツを好む人は多いので、みんなフランスやドイツの雪山までスキーを楽しみに行っているようです。

話は変わりますが、防寒対策の一つとして、こちらの女性はタイトなジーパンにブーツを履いている人が多いです。日本ではあまり感じていませんでしたが、スニーカーよりも足首が温まるので、防寒には最適だと思いました。こちらの人が緩めのパンツやスカートを履かないのは防寒対策の文化が根付いているからなのかな?と少し感じました。

日本は少し暖かくなってきたようですが、もう少し続くベルギーの冬を楽しみたいと思います。