Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2011年11月号 文学部 T.M

1) 試験について

試験の日程は、授業によって様々ですが大体の試験は冬休み明けの1月の上旬にあります。また、私の履修している科目では試験かレポートどちらか好きな方を選べるというものでした。まだ、期末テストを受けていないので現時点で、それについて詳しく書くことはできないので、また、月を改めてそれについて書かせていただきます。なので今回は、中間テストについて少し書きたいと思います。これは全ての科目にあるわけでなく、私は5科目中2つテストがありました。また、中間テストと言ってもどちらかというと、期末テストに向けての準備や知識についての確認を主な目的としたようなものだったので、時間もそんなに多く取るということはありませんでした。問題形式は、龍谷大学で受ける試験とあまり変わりなく、穴埋め、選択問題やいくつかある問題の中から決められた数選んで、それについて記述するというものです。当たり前ですが、英語とポーランド語(ポーランド語の授業なので)で答えなければならなく、一切持ち込み不可なので違った意味で難しかったですが、内容は授業でやったことなのでしっかり復習すれば悪い点数は取らないはずです。しかし、期末テストは、範囲も広く問題も難しくなると思うので毎日の復習が大事だと思いました。

2) 治安、危険を感じたこと、トラブル等について

特に、これまで何かトラブルに巻き込まれたり、盗難などの被害に合ったことはありません。少し前の話ですが、いつも買い物に行くショッピング・センターの中で怪しいものが見つかり、爆弾の可能性もなくないということで、全員を外に避難させて、交通規制などもされていて一時は騒然となるということがありました。幸い、何も起きず一安心しました。あと、11月11日は、ポーランドの独立記念日でした。街中に国旗が掲げられ、パレードなどが行われました。毎年、それに合わせて過激的なデモが発生するそうですが、今年も発生し何台もの機動隊を乗せた車が街中を走り回っていました。これによって、何人か怪我をしたり、逮捕されたと次の日の新聞で取り上げられていました。やはり、ここは日本ではないですし、まだ2カ月しか滞在していないのでまだまだわからないことがたくさんあります。なので、普段から少し周りに対して気を張っていることがトラブルに巻き込まれるのを未然に防ぐ対策になると思います。

3) 自由テーマ

私は、あるパーティーで、日本語に興味をもっているポーランド人の男性と知り合うことができました。そして、毎週2回彼の部屋にお邪魔して私は彼に日本語を、彼は私にポーランド語を教えあっています。ここでは、今まで気にも留めずに話していた日本語や日本の文化や習慣を納得してもらえるように説明するのが、まだまだつたない私の英語力では本当に大変ですが、なにより知識のなさが一番の問題です。渡航する前に、周りの先生方がおっしゃっていたとおり、日本のこともしっかり知っておかなければ、本当の意味での国際交流はできないような気がします。自分なりに、渡航前に日本の歴史、経済についていくつか本を読んだりしましたが、全然足りないというのが今の心境です。本当に、自分の知識のなさを毎日毎日痛感させられてます。ここに通っている学生は本当に何でも知っています。それが普通なのかもしれません。なので、毎日の一瞬一瞬が私にとって勉強です。彼らと、彼らの国や、歴史、制度などについて深く話しあっている時が自分の中では、一番充実している時間です。なので、もっともっと様々なことに興味を持ち学んでいけたらと思います。