Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

プエブラ栄誉州立自治大学
2019年1月号 経営学部 Y.Y

試験について

BUAPでは、龍谷大学のようにテスト期間というものはなく、それぞれの授業の終わりにテストやレポートなどが課されます。また、授業によっても終わる日はバラバラです。私の場合は11月末にありました。Gramática Iは授業で習った範囲から出ました。授業にまじめに出席し、板書したノートを復習すれば単位は取ることが出来ると思います。また、今回はテストが不合格の人のために再テストがあったので、それで他の数人は合格していました。Español para extranjeroは筆記とリスニングとオーラルテストがありました。私のクラスはレベルが2なので、メキシコで数か月滞在し、勉強していれば確実に単位を取ることが出来ると思います。

書くことがあまりなかったので、法学部について少し書きます。私は法学部の国際関係学士のコースに変えましたが、想像以上に難しいです。授業はとても速く進み、国際関係に関する少し専門的な単語が多く出るため、ひどい時は授業の内容を全く理解できないこともあります。また、授業を理解しやすくするために予習を行い、1週間ごとに出される30から40ページほどの読み物を理解する必要があるので、私の場合はほとんど1日中勉強しています。私の語学力はまだ日常会話レベルなので、すごく大変です。私は学部を変更したことに後悔はしていませんが、もし、学部変更を考えているのであれば、本当にそれを学びたいのかをしっかり考えることをお勧めします。


メキシコあるある

メキシコに住むうえで知っておきたいことについて、紹介しようと思います。

まず、プエブラ市内の移動に欠かせないCamiónと呼ばれるバスはまるでジェットコースターのようです。急発進や急停車はもちろんのこと、満員の際には扉を開けたまま走ることは当たりまえです。気を抜くと吹っ飛ぶことになるので、常に手すりを持っておきましょう。

タコス屋さんに行くと必ず「サルサ」と呼ばれるソースがありますが、辛いのが苦手な人はかけない方がいいです。「sin salsa(シン・サルサ)」と言えば大丈夫です。メキシコ人の「辛くない」は普通に辛いので注意しましょう。

トイレの便座だけでなく、トイレットペーパーがないところが多いです(BUAP内でも)。緊急事態にそなえて、常にティッシュを持ち歩いた方がいいです。また、メキシコでは基本的にトイレットペーパーをトイレにそのまま流すことはできません。もし、便座の近くにゴミ箱があれば、そちらに捨ててください。水が流れないこともあります。その時は落ちついて周りを見るとバケツがどこかに置いてあると思います。そこに水をいれて、流してください。また、バスターミナルなどではトイレが有料のところも多いです。

メキシコでは至る所でカップルがイチャついています。バスの中や路上でもお構いなしにイチャイチャしているので、目が当てられないです。メキシコ人の彼女が出来た日本の友人は付き合う前は「信じられない」と言っていましたが、今ではメキシコ人のようになっています。慣れは怖いですね。

時や場所が変われば常識は変わります。その違いを拒絶するのではなく、受け入れるとまた違った世界が見えると思います。