Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ホーチミン市外国語情報技術大学
2019年4月号 国際学部 C.M

現地の学生・友人について

HUFLITには留学生は少なく、さらに私のように正規の生徒と同じ授業を受けている留学生はいません。なので、周りの生徒のほとんどがベトナム人です。現地の学生の印象は、よく話してよく笑うことです。大学内ではベトナム語しか飛び交っていませんが賑やかで笑い声があちらこちらから聞こえてきます。とても楽しそうです。

一人で行動している生徒は少なく、ランチも友達と固まって食べたり、授業内でもグループワークが多いのでそのメンバーでミーティングをしている様子をよく見かけたりします。

「日本」からの「留学生」ということで、クラスでも注目されることが多いですが、みんな興味を持って日本について聞いてきます。ベトナム人はフレンドリーな人が多く、気さくに話しかけてくれるのでクラスで寂しい思いをしたことがないです。

私の友人はアルバイトをしている人が多く、授業がない日に遠くまで遊びに行くことは少ないですが、ご飯を食べに行ったり、タピオカを飲みに行ったりに誘ってくれることもしばしばです。

学生の授業での態度は、ディスカッションに積極的に参加し、グループ全員がリーダーシップを大切にしている印象です。板書やパワーポイントを写す生徒はあまり多くなく、スマホで撮影して後で、グループでシェアすることもあります。授業中に間食をしたり、途中で教室を抜けて飲み物を買いに行く生徒もたくさんいますが、暑いということもあり先生も許しているようです。

 

日本語学科の学生について

HUFLITには日本語学科があり、日本人の先生も何名かいらっしゃる大学です。日本語学科の中に日本語クラブというものがあり、活動として日本からゼミの研修などに来た大学生と交流会をしたり、日本の音楽文化をシェアする発表会を開いたりしています。これらのイベントには私もよく参加したり、前期は日本語の授業に参加して学生のヘルプをしていました。それがきっかけで、日本語学科の学生とも関わりが多いです。お互い日本語とベトナム語を勉強しているので、空き時間や休みの日に課題を手伝ったり、手伝ってもらったりしています。

日本語学科の学生とよく話すのは日本のアニメや音楽についてですが、私はあまりアニメや漫画に詳しくないので、ベトナム人の学生に教わることも少なくないです。音楽に関しては、日本ではあまり聞き馴染みのない音楽がベトナムで案外人気だということがよくあります。「この曲なに?」と聞くと、「え、知らないの!?」という反応をされてしまいます。私の知らない日本のことを知ることができるのでとても面白いです。

日本語学科の学生の日本語の流暢さにいつも驚かされますが、私のベトナム語もこのくらい追いつきたいというモチベーションにもなります。