12月末から滞在先を学生寮からホームステイ先に変えました。またホームステイの様子もお伝えできればと思います。
①治安、危険を感じたこと、トラブルについて
今のところメディシン・ハット内で危険を感じたこともトラブルにあったことも特にありません。日中も夜も人通りが少なく、犯罪が起こったという情報もまだ聞いたことがありません。メディシン・ハットは比較的安全な国であるとされるカナダ内でも治安が抜群に良い地域であると思います。
私は約4ヶ月間学生寮に住んでいました。カナダ人の気さくな国民性もあるのか、声を掛けられることがたまにあります。週末にはパーティーが開かれ外が少し騒がしくなることがあり、前に一度カナダ人の学生に大声で勧誘されてびっくりしたことがありました。このように驚くことはあったとしても、メディシン・ハットの人々は基本的に親切で良い人ばかりなので快適に過ごしています。
少し薬物のことについて書きます。
カナダでは薬物の使用が合法です。日本人の私たちには薬物=危険というイメージを持っている人がほとんどであると思いますし、私もその一人でした。しかし、私自身薬物を使用する人が近くにいるのがあたりまえの環境で生活している今、理解することも必要であるという意見を持つようになり、これも一つのカナダ文化であると受け入れて生活しています。日本では薬物の使用は違法ですしカナダ内で使用することも認められませんから、薬物が身近な世界にいる私のような留学生には染まる事がないように十分な注意が必要であることは確かと言えます。
②ホリデー期間について
私の参加しているプログラムのEnglish for Academic Purposes(EAP)は11月末で1セメスター目が終わったので、12月は丸ごと学校が休みになりました。ジェネラルコースの学生たちにも1か月ほど休みがあり、皆実家に帰って過ごしたり旅行に行ったり各々の時間を過ごしています。私はSunny nookという地域にある寮のルームメイトの実家に招待してもらい、カナダの家庭で本当のホリデーシーズンを過ごしたので様子をお伝えしようと思います(あくまで私の滞在した家庭の場合です)。
ホリデー期間では親戚が集まり共にクリスマスを過ごします。24日のクリスマスイブには、ターキーをはじめパンプキンパイなどカナダの食事といえばこれ!という家庭料理を食卓に囲みます。
そして、プレゼントについては親戚中が各々に持ち寄りクリスマスツリーの下に置き、食事のあとに各々が得たプレゼントをその場で開封していました。子どもから大人に向けてもプレゼントを贈る習慣が印象的でした。
キリスト教文化の根付くカナダではクリスマスが家族と過ごす一大行事で、日本のお正月のような感覚です。イベント事に寛容な日本のクリスマスと比べるとさらに興味深いので、是非本場のホリデー期間を体験してみてください。
12月26日は「Boxing Day」という休日になります。名前の意味には諸説ありますが、昔貧しい人たちにお金やプレゼントを寄付として募る箱を教会に設置していたことからこの名前が付いたそうです。当日には実際にいろいろなお店でバーゲンセールが行われていました。