グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2010年7月号 経済学部 M.H

授業について

アサンプション大学の授業はとてもレベルが高くて難しいです。授業内では、自分がまだ対面したことのない単語とよく出会うようになり、本当についていくのに大変です。聞いた話によると、タイの学生は、大学のほかに予備校のようなところにもいっているみたいなので、いっていない僕達のような学生はしっかり気持ちを引き締めて勉強しないといけません。授業中もいろいろと問題があります。まず、グループワークのときに、タイの学生は、タイ語でお話をします。ぼくはクラスで一人だけ日本人なので、全くわからず嫌気がさすこともあります。しかし、タイ語のリスニングの勉強とおもって割り切っています。あとは、先生によって英語が理解できないときもあります。インド人の先生の授業を受けているのですが、全く内容がつかめないので、友達と試行錯誤しながら毎回授業を乗り越えています。しかし、アサンプション大学の設備に驚かされたこともありました。発音の授業でオーディオプレイという、自分たちの声を録音して、提出するというものがありました。そして、友達と一緒にスタジオにいったのですが、この大学は、スタジオもあり、しかもとてもきれいです。本当にすごかったです。あと、授業の受け方ですが、やはり真面目な学生もいれば、そうでない学生もいたり。驚いたことは、タイの学生は本当にいつも誰かと電話しています。しかも授業が始まってもひたすら電話しているのでびっくりします。

カルチャーショック

カルチャーショックは数え切れないほどあります。まず、何人かの友達と一緒にお寺に行く機会があり、お寺の中に入ったのですが、みんな大仏に向かってひざまずいてなにかをお願いしていました。ぼくは、全く宗教に興味がないのでただ、こういうのも勉強かなと思い見ていました。その日は、とても暑い日だったので、近くのお店でコーラを買ったのですが、なぜか、ビニール袋に氷をいれて、その中に、コーラをいれ、ストローで飲むというスタイルでした。初めてのことなので戸惑いましたが、今ではもうなれてしまいました。後は、買い物をするときにいつもタイの人は、値切り交渉をします。毎回交渉するとほとんどの確立で値段が下がるので、本当の値段はいったいいくらなのかすごく不思議です。それと、タイの友達とご飯をたべるとき、友達はいつもみんなの料理がそろうまで、まっています。ぼくからすると、料理が冷めてしまうので先に食べてほしいのですが友達はいつもまっています。今でもその習慣にはなれないのでいつも先にたべるのですが。いくら友達に聞いても、これはタイのカルチャーだよ。という答えが返ってきます。すごく不思議です。

大学で学べない大切なもの

ABACは、とても教育に関して優れている学校だと思います。しかし、僕たちが住んでいるところはまるでタイではなくで、ヨーロッパのようです。しかも、交通の便が悪いのであまり外にも行くことができません。行くとしても、高いお金を払わないと外にでられないです。つまり、ABACでは、本当のタイを知ることは出来ません。実際の人々の生活をもっと知りたいと思うのなら、それなりのお金と言語能力が必要不可欠です。最近僕は、何がタイなのかわからなくなってきました。確かに毎日勉強する時間もたくさんあるし、タイ語も英語も自分なりに成長していると思います。しかし、勉強だけでは学べないこともたくさんあると思います。僕は、それが足りないと思いました。タイにはたくさん良いところがあると聞きますが、日本では出来ない貴重な経験が出来るといえば何かといわれると正直わかりません。せっかくタイに来たのだから、自分を成長させるなにか新しい物を探して生きたいと思っています。もっといろんなものを見て、自分を一人の人間として大きな人物に作り上げて生きたいと思っています。今はそれが見つかっていませんが、これから帰国までに是非とも何かひとつでも見つけ出して、自分に吸収できたらいいと思っています。