Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2014年9月号 国際文化学部 T.Y

1、       大学施設、サービス、住居、町並み等について。

8月号でも紹介した通り、ABACの敷地は本当に広く、様々な施設がそろっています。僕が滞在している寮側の敷地には、天然芝のサッカーコートが4面分ぐらい、ジム、プール、サウナ、セブンイレブン、AU Mallと呼ばれているレストラン街みたいなもの等、大学の中で全ての生活が出来てしまう程、大学施設は充実しています。また、授業を行う校舎側にもサブウェイやカフェ、レストランが入った建物があり、生活に困る事は、ほぼありません。近くのショッピングモールまでは、車で30−40分程ですが、寮横から専用の無料バンが出ているので、大学内での生活にすこし飽きを感じた時や、日用品の買い物はそこで済ましています。映画館もあるので、友人と行くと案外楽しいです。

住居ですが、大学内の寮に住む事になります。クーラー、テレビ、冷蔵庫、ベッドの読書灯等が初めからついており、特に困る事はありません。クーラーは電気代が高めにつくので(日本よりかは断然安い)気になるのであれば、扇風機を購入すると良いと思います。部屋は2人部屋、3人部屋があり、僕が住んでいるのは2人部屋の部屋です。部屋には仕切りという仕切りは無く、ベッド越しに高めの本棚があり、それが仕切り代わりになっています。

大学周りにはABAC学生の寮がたくさんあり、バンコク市内の町並みとはほど遠い雰囲気ではありますが、タクシーで15分程の所にマーケットや、屋台がたくさんあるので、タイらしい町並みを感じる事はできます。

 

2、       言語について

ABACで提供されているほぼ全ての教科は英語開講です。なので、普段の授業の中では、ネイティブの先生たちや、もの凄い勢いのタイ訛りで英語を使う先生たちがいますが、英語レベルに問題が無ければ、まず心配はありません。しかし、タイの公用語はタイ語であり、バンコク市内や観光地を除いて、基本は英語が通じません。大学内の施設でも通じない場合が多くあります。僕が一番驚いたのは、タイ国の有数の国際的な大学でありながら、寮の受付の方は2人程を除き、全く英語を話せないことです。担当の人が時間によって違ってくるので、何か緊急の時には、受付の電話で英語担当者へ繋いでくれます。

僕の場合、留学生用のタイ語の授業をとっていたり、こちらで出来た友達にタイ語を教えてもらったりしながらタイ語を少しずつ学んでいます。お昼ご飯、晩ご飯を購入するときや、マーケットに行った時に使用する事で、売り買いする時の会話やお金、食べ物の名前などを「音」で覚える事が出来ます。通じない場合は、満面の笑みで、これは何?みたいな感じで聞けば、相手の方も笑いながら教えてくれます。授業やCD付きの参考書で覚えるのも1つの手です。しかしそれに加え、こういった生身の生きたコミュニケーションの中で言語を「音」で覚えて行くのも非常に面白い方法だと思います。

語学学校に通うのも一つの手ですが、僕たちが住んでいるBang Na Campusに滞在する場合、語学学校までの距離が遠く、時間もかかるので通うのは少ししんどいと思います。もちろん大学の講義科目数を少し減らして、語学学校にもウエイトを置くというのも凄く良い手段であると思います。