Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2010年12月号 経済学部 M.H

・試験について

ここアサンプション大学では、1セミスターにつき何度かテストがあるのでそれをご紹介したいと思います。まず、クイズといわれるものです。科目によりクイズがないものもありますが、主に言語の教科では必ず行われます。内容は、教科書の内容が出ますが、アサンプションでは、単語を覚えたり丸暗記をすると思った以上にテストが出来てしまいます。そしてクイズの配点ですが、教科によって異なりますが、大体全体の5%~10%を占めています。なのでたとえクイズが出来なかったとしても、そんなにショックを受けることもありません。それよりクイズでどのような形で問題が出されるのかなどをつかんでおくのが大事にことではないかとも思います。さて、次に待っているのが、中間テストになるのですが、記述がメインと考えてもらっていいと思います。主に、エッセーや授業で学んだセオリーを使い、問題を解いていくという形になります。しかし、専門的な勉強をしているのにもかかわらず、単語ばかり覚えさせられるつまらない教科もあるので、しっかりと情報を集めて先生を決めないと、とても退屈な思いをします。話がそれましたが、中間テストの配点は全体の10%~30%ぐらいを占めます。このテストはとても重要なので、しっかり勉強したほうがよいでしょう。タイの学生は、ほとんどが前日に一睡もせずに勉強します。僕はそれが悪いとは思いませんが、しっかり計画的に勉強することをお勧めします。それが長期記憶にもつながりますしね。さて、最後に期末試験があります。これは点数の大部分を占めるので、必ず勉強をしないといけません。範囲も今まで勉強したことすべての教科が多く、時間を割いて対策を練る必要があります。主に記述が多く、グラマーのミス、スペリングのミスなども減点対象です。また、E-mailや、Memorandumといったビジネス系の英語をアサンプションで学びたいと思っている方は、そういうもののフォーマットを覚えなければなりません。しかし、ただ覚えるだけなので、そんなに難しいことではありません。さてこれで全ての試験を紹介しましたが、ひとつ重要なことがあります。それは試験の教室です。試験当日に大学一階の掲示板に張り出されるので必ずチェックし、そこに行かないとまず試験を受けることができません。それと試験当日は必ずネクタイ、革靴を履いていかないといけません。それと必ず、学生証も持っていってください。いろいろ説明しましたが、これらのことをしてやっと、試験に望めるのです。

・余暇の過ごし方

余暇は、特に何もしません。タイ語のテストがもうひとつの大学で行われるのでその勉強と、TOEICの勉強、日本の就職活動の書類作成、大学関係の書類作成、タイでの就職活動の書類作成やアポイントメントを取ることなど、余暇に遊びに行く暇がないほど忙しい日々をすごしています。少しリラックスしたいときは、ゆっくりした音楽をかけて何も考えないようにしています。また、良くプールに行き体を動かすようにしています。体を動かすと頭もすっきりし、新鮮な気分で作業に移れるのでとてもいいと思います。アサンプションでは、プール(高校のときに着用していたような水泳パンツ・水泳キャップ必要)・ジムが無料で提供されているので、学生にとってはとても優しい環境となっています。また、ごくたまに友達と呑みに行ったりもしますが、今の日本の就職状況や色々しなければいけないことを考えると、そんな気にもなれないので近頃は行っていないです。留学生活でしっかり楽しむためには、留学する前にしっかり勉強しておくことが一番大事だと思うので、海外で余暇をしっかり楽しめるように、留学準備はしっかりと行ってください。

・タイにもサンタクロースはいます

タイにもサンタクロースはいました。こんなに暑いこの国で、サンタなんでいるはずがないと思っていた僕にとっては衝撃の光景でした。 まず、僕がいつも通っている大学がバンコクにあるのですが、そこに大きなビルがあります。クリスマスが近づいてくると大きなクリスマスツリーが立てられ、町もクリスマス気分に包まれます。しかし、僕個人的な意見としては、こんなに暑くてはクリスマスを祝う気もなくなってしまいます。クリスマスの日になりそこを通ってみると、なぜか青色の服を着たサンタクロースがそこに立っていました。そのサンタさんはすごく素敵な笑顔を振りまいていましたが、額に汗をかいていて頑張っているんだなとヒシヒシ感じました。このように、どこの国も大体することは同じなのです。たとえ、宗教が仏教のこの国でも、クリスマスはクリスマス。旧暦を使っているタイでも、新年はやっぱり新年です。どの世界もお祝い事は同じなのですね。