夏休みについて
1セメスター終了しておおよそ3週間の休みがありました。ABACにきてからこれほど長い休みが無かったため、友達と事前に計画していたカンボジア、ベトナムへバックバックに出かけました。タイからそれほど遠いわけでもないので、学生らしくバスやバンを使って少し時間はかかりましたが激安の交通費で行く事ができました。ひとつ、陸路の苦労した点を挙げるとすると、道路の整備が不十分なため、車が上下に揺れて寝るのもしんどい状況もありました。しかし全て含めて旅の良い思い出で、日本や発展している国では体験できないものでもあります。
カンボジアではアンコールワットがあるシムリアップと首都であるプノンペンへ訪れました。カンボジアの中で一貫して言える事はカンボジアの人々は年代を問わず、英語を話す事ができる人がとても多かったように感じました。ホテルの人はもちろん、トゥクトゥクと呼ばれるバイクの運転手、路上の店の人や、通行人に物を売る小さな子供まで英語で話しかけてきます。最近は日本人の観光客も増えているため簡単な日本語で物を売ってくる人も多いです。治安に関しては十二分に注意していた事もあり、何も被害に会っていませんが、日本人とわかれば強引に物を売ってくる人がいます。はっきりと断る事、時には無視をする事も大切です。カンボジアの料理はクメール料理や、フランスの影響もありパンがとても美味しかったのを覚えています。地元のアンカービールがさっぱりしていて、30円ほどの破格ビールも、ビール通の方にはおすすめです。
ベトナムの有名なホーチミンでは安い物価で料理やマッサージ、観光地など満喫する事ができました。ABACで出会ったベトナムの友達が戻っていたため、案内を頼んでいたからです。地元の人ならではの安くておいしいお店や、ベトナムの若者に人気の夜の公園に集ってワイワイと楽しむ事もできました。ホーチミンから首都ハノイへは飛行機を使いました。ハノイは首都らしくない首都でした。交通網や、お店の数もホーチミンの方が街らしく、発展していました。ハノイではホテルの近くにコンビニが一つも見つからない点や、観光地が少ない事もあり、2日ほどの滞在でハノンベイという島へ移動しました。小さな島がたくさんあるため、1泊船の上でするなどして4つほど島を巡り、最後はカバ島で泳いだりカヌーに乗ったりとのんびり過ごしました。旅行代理店はあるものの、ほとんど個人経営のため値段はまちまちです。値段交渉で半額までさがることもしばしばです。私にとって初めてのアジア旅行はとても新鮮で発展途上のアジアを自ら見つめる事ができ楽しかったです