1、 治安、危険を感じたこと、トラブルについて
普段の大学での生活で命の危険を感じることはまずありません。周辺の治安についても、いままで誰かに襲われることはありませんでした。しかし命が脅かされる、とまではいかなくともバンコク市内や他県に出るといろんな危険に遭遇します。では私が体験した2つの事例を紹介します。一つ目はお金を高く請求される、いわゆる「ぼったくり」です。これは観光地でよく起きます。市場やレストランなどのお店ではほぼありませんが、タクシーやバイクタクシーでぼったくられそうになることがよくあります。そのターゲットとなるのは私たち外国人、特に観光客です。サイアムからチャイナタウンへ行った際、17~19時の渋滞する時間であったためバイクタクシーを選択しました。私のつたないタイ語で外国人と分かったのでしょう。通常30バーツ(約90円)で行けるところを100バーツも(約300円)も請求されました。またタクシーでもメーターをつけてくれない、通常の値段よりも高い金額を請求される、ことがあります。そういう場合はそのタクシーには乗らず別を探したほうが良いです。 二つ目はバイクタクシーの運転の乱雑さです。バイクタクシーのメリットはタクシーに比べて安い、渋滞に左右されないことです。しかしバイクタクシーはとても危険で、事故も多いです。運転が非常に早く、急発進、急停止の際にもバイクから落ちそうになることもあります。その安さ、利便性が魅力的ですが乗る際は注意が必要です。
食べ物には目はなく食べ歩きが趣味な私にとって、屋台の多いタイはとても魅力的です。今回はバンコクにあるマーケットについて紹介します。 一か所目はチャイナタウンです。ここは留学に来て最初に訪れた場所でした。名前の通り中国の雰囲気漂う場所で食べ物だけでなく観光地としても楽しめます。レストランは中華料理が多いですが、出ている屋台はほぼタイ料理です。私が訪れた際は欧米人などの観光客は少なく、地元の市場のように感じました。 次はカオサンロードです。ここは「バックパッカーの聖地」といわれ観光客、特に欧米人が多いです。行った際もバックパックを抱え歩いている、バーでお酒を楽しんでいる欧米人を多く見かけました。友人によるとタイ人はあまり訪れない場所だそうです。ここで目を引くのが「虫」が食べ物として売られている点です。私は試していませんが、友人によると「香ばしい味」ということです。 三か所目は鉄道市場「タラートナットロットファイ」です。ここは上記の二つの市場と比べ、アンティークが多く売られています。雑貨好きな私にとっては魅力あふれる市場で、見ているだけで満足できる場所です。食べ物もどれも目を引くものばかりです。ここでは行列を作っていたパッタイ(タイの焼きそば)を食べました。 どのマーケットも週末に開かれているところがほとんどで、にぎわいを見せるのは夜です。市場はタイ文化を身近に感じることができる、そんな場所です。