Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2015年10月号 国際文化学部 Y.F

①授業について

履修方法については先のレポートで述べたのでここでは触れませんが、学生たちは基本的に1セメスターで6~7つの授業を取っています。ひとつの授業は週二回あり、それぞれ一時間半ずつ、合計で三時間開講されます。しかし、Englishの授業のみ週二回で合計6時間です。私は基礎が中心のEnglish1を取っているので、授業内容は龍谷大学の英語で習ったこととほぼ同じです。しかし、こちらの授業の方が時間に余裕があるためか、英語を勉強する以外の楽しい取り組みをすることもあります(画像参照)。ABACには授業開始のベル、というものがなく、先生の裁量で授業を開始し、また、先生の裁量で授業を早めに終了することも多いです。出席確認のタイミングも先生によります。授業はほぼすべて英語で開講されているはずなのですが、先生の中にはその国独特のアクセントが強く、なかなか聞き取りが難しい英語を話す方もいます。例えば、「数学でわからないところがあるが、先生に質問しようにもその先生は大変ミャンマー訛りの強い英語を話すので、何を言っているのかわからない。そもそも授業自体聞き取るのが難しい」と頭を抱えている生徒がいたりするなど、半分冗談ではすまないようなケースもあるようです。実は私も最初の授業で、タイ訛りの激しい英語を話す先生と出会ったことがあります。最初の授業では何を言っているかさっぱり聞き取ることができず、「回数を重ねればあるいは…!」と持てるリスニング力をすべて駆使し、何度か受講しましたが、結局最後までほとんど聞き取ることができず、その授業は履修辞退しました。残念です。

Englishの先生がメキシコ出身の方なので、ハロウィンフェアに便乗して、「死者の日」というお祭りのためのお菓子を作ったときの写真です。

 

 

②タイから日本、日本からタイの郵送について

タイから日本への郵送は比較的簡単です。大学には(平日のみの営業ですが)小さな郵便局もありますので、タイ人の友人に協力してもらえば必ずできます。郵送用の箱もサイズ豊富に売っており、送料は荷物の重さで決まります。仏像など一部のお土産には、郵送に特殊な書類を書かなければならないものもあるようです。私は実際に、日本の友人に小包を郵送しました。1~2週間ほどで届くといわれますが、実際はそれより早く日本に着くこともあるようです。というのも、支払いのときに渡されるレシートに、その荷物が今どこにあるのか、インターネットで確認できるコードがあり、それをタイの郵便局のWebサイトに入力すると、送った荷物が今どこを通過したかが確認できるようになっています。私はこのシステムのおかげで、いつ荷物がタイを発ち日本に着いたかということ、そして二週間たっているのに友人がその荷物を受け取っていないことを知ることができました。友人に確認したところ、ポストの不在票に気がついていなかったそうです。しかし、海外への郵送は100㌫確実に送り届けられるわけではなく、時には紛失されることもあるようなので注意が必要です。

日本からタイへの荷物の郵送は根気が要ります。何を郵送するのか値段はいくらだったか、事細かに書類に記入せねばなりません。送料のほかにそれらの関税も取られ、挙句タイで再び関税(?)を支払うために郵便局まで赴かなくてはならない場合もあります。が、タイについてしまえば手続き自体は簡単です。しかし荷物はあまり丁寧には扱われず、中身を確認されることもあるので留意しておくと良いでしょう。

新品のダンボールを使用したそうですが、私の手元に届いたときにはすでにこのような姿に。一体どんな旅路を辿ってきたのでしょう。