Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2016年1月号 文学部 M.O

①試験について

試験は中間試験(2時間)と期末試験(3時間)の2回に分かれています。試験ごとに範囲を2つに分ける授業もあれば、期末試験に中間試験の範囲を含む全ての範囲から出題する授業もあります。記述式とマーク式の二つが主です。テスト期間になると学校中が勉強モードになります。カフェ、スタディルームはいつも人でいっぱいです。スタディルームはテスト期間だけ12時から2時まで閉室時間を引き延ばしてくれるので、みんな遅くまで勉強しています。

試験は基本、青か黒のボールペンで記入しなければいけません。(タイの学校では子どものときから注意深くかくためにとボールペンで勉強するらしいです。)

正装(黒靴、ネクタイ、銀ボタン、ベルト着用など)で受けなければなりません。忘れた人のためにブックストアに常に全て常備してあります。

学生証も必要です。忘れると仮のものも発行できますが、お金がかかるそうです。

テスト時とは限りませんが、教室は相変わらずクーラーがとてもきついく寒いです。そのせいでテストを早く終わらせたくなるくらい寒いです。上着は必須だと思います。

テスト結果の発表の仕方は先生によって異なりますが、スクリーンに学籍番号と点数をざっと見せる先生もいれば、一人ひとり教えてくれる先生もいます。みんなの前で最高得点者を発表する人もいます。こうして生徒のモチベーションを上げているんだと思います。実際、タイ人は負けず嫌いな子が多く、人の点数をすごく気にしているように見えました。

 

②チェンマイの桜について

1月の終わりごろにタイ北部のチェンマイに旅行に行きました。目的はタイの”桜”を見るためです。年中夏というイメージのタイですが、12月~1月はタイでいう冬の時期であり、今年は数日間ですが気温が15度くらいまでぐっと下がりました。初めてタイでクーラー以外の寒い!を体感しました。チェンマイは山がありこの季節はもっと寒くなるので、タイ人の年末年始の旅行といえば避暑地チェンマイ!となるらしいです。なのでチェンマイでさくらが咲くことができるのだそうです。

チェンマイまで飛行機で1時間半、そこからバスで3時間、ソンテウという乗り合いタクシーで1時間山を登ってやっと桜を見ることが出来ました。大きさはこぶりで色は濃いピンクよりでしたが、確かに桜でした。日本人なので物珍しさはありませんでしたが、確かにタイでみたことのない光景だったので新鮮でした。タイ人は桜の木の下に止まってっっと写真を撮りあっていました。タイ語で「綺麗~」や日本というワードが何回も聞こえて、一緒に行った友達には「日本人には珍しくないかもしれないけど、外国人にとって日本の桜は本当に美しいものなんだよ」といわれました。桜を見るために山道を何時間もかけて登り、その桜を日本のものだと認識してくれていることがとてもうれしかったです。

また友達の一人は、桜を見るために4月に日本に行くんだと話してくれました。タイに来てから日本がどれだけ愛されているか身をもって実感します。それとともに、残りの数か月、日本人として恥ずべきことはせずやりきろうと思います。