Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2018年10月号 経営学部 S.K

授業紹介

今セメスターは5つの科目を履修しています。それぞれ紹介していきます。
アサンプション大学の授業は英語で開講されています

1) EnglishⅡ (BG1002)

英語の授業は4つのレベルに分けられていて、本科生は卒業までにIELTS6.5のレベルに達するようにプログラムされています。1週間のうち6時間(1.5時間×4コマ)授業があり、4コマ中3コマは、英作文(Essay)を書くことを軸としていて、長文を書くために単語や文法を学び、英文の参考例として長文読解(Reading)をする進め方です。ほぼ毎回Essayを書く宿題が出されます。残りの1コマはネイティヴの先生による英会話(Conversation, speaking)を中心としたクラスです。内容は、発音の練習や、書き取り(Dictation)、プレゼンテーションです。

2) Introduction to Thai (TH1500)

留学生向けのタイ語の基礎の授業です。発音の練習から始まり、基本的な会話、単語、文法を学んでいます。最初はタイ文字ではなく、英語の発音記号のような文字を用いていましたが、中間試験後はタイ文字の書き取りも始まりました。タイ語は声調言語なので、まずはしっかりと発音を覚えて練習しないと本当に通用しないので、かなり難しいです…

3) Introduction to Hospitality Management (HTM3101)

ホスピタリティーマネジメント(Hospitality and Tourism Managemant)学科の基礎の授業になります。授業はパワーポイントにそって行われ、事前にLMSで配布されるので、iPadにダウロードして授業中はそれにメモをとります。内容は、ホスピタリティーの起源や、ホテルの職種、種類、飲食業界の形態の基礎などです。また、2回グループワークがあり、1回目は大手ホテルチェーンを調べ、プレゼンテーションを行い、2回目は観光地(例、バンコクやチェンマイ)に建設するホテルを構想(コンセプト、ランク、価格など)し、レポートとプレゼンテーションにまとめます。

将来、ホテルや航空関係などの旅行業界、飲食業界で働きたい人にとっては興味深い授業だと思います。

[写真はマリオットホテルからのゲストスピーカーによる辞儀の練習の様子]

4) International Business Environment (IBM2702)

この授業は国際経営(International Business Management)学科の中級くらいの位置づけになります。授業はパワーポイントに沿って行われます。毎週、予習と復習の宿題(Online Assignment)が課され、めちゃくちゃ大変です。Online AssignmentはConnectという学習システムを利用していて、教科書も紙媒体ではなくConnectに収録されています。

内容は、世界の経済や貿易に関する協定ついてや、文化や倫理の差異、為替(変動の計算)など幅広く扱います。グループワークが2回あり、1回目は貿易について(貿易摩擦、為替レートの影響など)のプレゼンテーション、2回目はInternational charity fairという学内のチャリティーイベントへの出店でした。日本のお祭りの屋台を模したブースを出店し、収益はタイのNPOに寄付しました。

[写真はグループの集合写真。日本から浴衣を持参していたので、タイ人の学生に着付けをしました]

5) International Management (IBM3713)

この授業は国際経営学科の上級くらいの位置づけになります。授業はパワーポイントに沿って行われます。先生がスライドのページを飛ばすのが早い上、めちゃくちゃ早口なのにもかかわらず、パワーポイントの写真撮影が禁止なので、毎週ノートをとるのに腱鞘炎になりかけます。笑

内容は、国際経営におけるマネジメントの戦略や批評の方法(フレームワーク)や、海外市場での製品の可能性について、イノベーションや起業家精神についてなどを学びます。グループワークが2回あり、1回目はユニクロの海外戦略についての批評と改善策の提案をレポートにまとめ、プレゼンテーションも行いました。2回目はBeaconという、IoT機器のイノベーション(新規利用事業案)提案をレポートにまとめました。グループワークは2回ですが、授業時間内でグループでディスカッションをして、提出物を完成させることもあります。