タイに到着して2週間が過ぎた頃、交換留学生のためのオリエンテーションが行われました。
場所はHua Mak(フアマーク)キャンパスで行われました。寮のあるSuvarnabhumi (スワンナプーム)キャンパスから、シャトルバス(1時間おきに運行、片道35バーツ)で1時間ほどかけて移動しました。(アサンプション大学は2つキャンパスがあります。前者が大宮キャンパス、後者が深草キャンパス的なイメージです。)
会場に到着したら国旗が書かれた手のひらサイズの紙がランダムに渡され、その国旗の国から来た学生を見つけ、自己紹介をするアイスブレイクがありました。この時、初めて日本以外の交換留学生と交流しました。(日本からの交換留学生は私以外に9人います。)
オリエンテーションの内容は、アサンプション大学の歴史やイベントの紹介、タイでの注意事項などでした。後半は、龍谷大学のOGの先生による異文化交流のための自己理解に関するワークショップがありました。ここでも他の国からの交換留学と共同で作業をし、親睦を深めました。
ちなみに、オリエンテーション当日の午後の授業は公欠になるので、事前にInternational Affairs(龍谷大学でいうR-Globe)に公欠届の発行を申請する必要があります。
オリエンテーション当日には、すでに授業期間が始まっており、オリエンテーションより前の手続き等は、現地の人に聞きながらほぼ自力で行う必要があります。
私の場合、8月1日の早朝にバンコクに到着し、翌々日の3日には、Hua Mak(フアマーク)キャンパスにあるInternational Affairsで履修登録を行い、6日に授業初日を迎えました。その間、寮の入居手続きや、携帯電話の契約、大学指定の銀行の口座開設、寝具や日用品、制服などを購入しなくてはいけません。私は事前に連絡を取っていたタイ人の知り合いが手伝ってくれたのでなんとかこなせましたが、International Affairsや大学側は特にサポートしてくれません。寮の管理人、タクシーの運転手やコンビニの店員など、学校(教室)の外ではほとんど英語が通じません。また寮のあるSvarnabhumi (スワンナプーム)キャンパスはバンコクの郊外にあるので、到着したばかりでの右も左もわからない状況で1人で動くのは至難の技です。
唯一の救いは、日本語学部の生徒や先生と知り合うことができれば、手続きなどを手伝ってくれることです。私は、9月から龍谷大学に留学予定の学生に履修登録を手伝ってもらい、JSS(日本語会話クラブ的な組織)の学生に制服を買う場所を教えてもらいました。可能であれば、事前に連絡先を聞き、渡航前に連絡を取り合うことをおススメします。
初めまして「経営学部 S.K」です。これを読んでいる人はきっと、交換留学に行きたい人や、アサンプション大学への内定者だと思います。(私もその1人でした。)個人を特定されない程度に自己紹介をしたいと思います。私は経営学部の世界に羽ばたくコース(経営コース)に所属する3年生(女)です。タイに滞在するのは2018年8月から2019年5月の10ヶ月間。3年生の後期から4年生の前期(6〜7セメスター)をタイで過ごすことになります。留学の目的などは割愛し、ほとんどの人に真っ先に聞かれる質問「どうしてタイなの?」に答えタイと思います。
私が留学先に求める条件は、留学先で英語を学びながら、経営学が学べること。留学ガイドに載っている交換留学の留学先の大学には、必ずしも経営学部がある大学だけではありません。あったとしても留学生が所属する学部が決まっていたりする大学もあります。そんななかで、留学先で経営学部(B.B.A)に所属でき、本科生と同じ授業を受けることができるのがタイのアサンプション大学でした。留学といえば、アメリカやオーストラリアをイメージしていましたが、ちょっと人と違うことが好きな私はタイに留学することを決めました。
もともと旅が好きで、インドなど東南アジアの国が好きだったので、タイに住むことにあまり抵抗はありませんでした。(実際、この1ヶ月をタイで過ごし、言語と交通の不便さ以外は、快適に過ごせています。日本の製品(食品や日用品、衣類)はタイ製品に比べ割高ですが、「こんなモノまでタイにあるの!?」ってくらい、ほとんどこちらでも購入することができます。また、日本食が恋しくなれば、吉野家の牛丼でも、coco壱のカレーでも、居酒屋のだし巻き卵でも、実家の母の手料理以外は「ほとんどなんでも」食べることができます。)
長くなりましたが、アサンプション大学に限らず交換留学に行きたいと考えている人、これからアサンプション大学に留学する人に有益な情報を残せるように頑張ります。なにか質問やテーマのリクエストがあれば、R-Globeに問い合わせてみてください。答えられる範囲でレポートしていきます。(勝手に書いていますが…笑)