①留学を振り返って
この10ヶ月間の留学経験は、私にとって人生を豊かにする貴重な経験でした。まず、異なる文化や言語に触れることで、自分の視野が大きく広がりました。私自身が当たり前だと思っていたことはその国では当たり前ではないし、新しい文化に戸惑うこともありましたが私なりに試行錯誤を繰り返しながら新しい環境で生活することで、日常生活から学ぶことがたくさんありました。特に留学先の人々と交流する中で、異なる背景や価値観を持つ人々との理解や協力の重要性を学びました。さらに、自己独立性や自己管理能力が求められる状況に直面し、それらのスキルを向上させる機会となりました。留学中は、自分自身の価値観や信念を再評価する機会もありました。そして、出会いを通じて得た成長としてもっとも実感しているのは、自分への自信がついたことです。留学前は自分の全てに自信がなく自己肯定感が低く人前に立って話すということも以前は出来ませんでしたが、周りの人々が褒めてくれたり、応援してくれたりする中で、さまざまなことに挑戦し、自分はどんなこともできるという自信を持つことができました。また色々な背景や考えを持つ人と出会う中で、固定概念から解放され、人と比べることが少なくなりました。(まだ完全になくなったわけではないのですが…)人は皆同じ考え方・価値観ではないし、決して他人と同じになる必要もないと考えることで気持ちに余裕を持つことができ、今回の留学に大いに役立ちました。また、コミュニケーション能力も大きく向上しました。異なる文化背景や言語を持つ人々と円滑にコミュニケーションを取るためには、柔軟性や配慮が必要であることを学びました。タイでの留学は私の考え方を大きく変えてくれました。今は自分にお疲れ様と言ってあげたいです。
②この経験をどう活かすか
今回の留学で培った異文化理解やコミュニケーション能力、柔軟性などのスキルは、さまざまな場面で活用できると考えます。例えば、グローバルなチームでの仕事、国際協力やボランティア活動、異文化交流イベントの企画や参加など、幅広い分野で役立てたいです。具体的なプランとして今後は改めてタイに行こうと考えています。日本から出発のタイでのボランティア活動(主に子供達への教育ボランティア)を見つけたのでそれに参加したり等、これからもタイに関わりながら色々なことに挑戦していこうと思います。他にも資格の取得やTOEICに向けての勉強をしたり、新たなボランティア活動や異文化交流イベントなどを探していこうと思います。
最後に今回のタイ留学に向けて多くのサポートをしてくださった龍谷大学の職員の皆様、友人、家族、その他多くの方々に厚く御礼申し上げます。
最後は大好きな大学の写真を