《この留学を振り返って》
韓国留学を振り返ると、これまでの10ヶ月は私にとって実り多い経験で満ちていたと感じます。留学前は文化、言語に対する期待と同時に、不安も抱えていましたが、今ではその不安が豊かな成長と素晴らしい思い出に変わったことを実感しています。
最初の数ヶ月は新たな環境に慣れることが思ったよりも大変でした。言葉や習慣の違いに戸惑いつつも、親切で温かい韓国の人々と触れ合う中で、少しずつ異文化に馴染むことが出来ました。授業や私生活での言葉のハードルは高かったものの、その中でのコミュニケーションの過程でコミュニケーション力が向上し、言語が違うからこそ交流し出会える縁も多くありました。
学業面では、専門的な韓国語での授業に慣れることが大変でしたが、留学先ならではの環境で日本にいる時よりも努力をし学ぶことができました。また、クラスメートとのグループ活動での協力や異なる視点からの話し合いは、自分の視野を拡げる良い機会になりました。
韓国での生活は、日常生活全般にわたり新しい発見がある毎日でした。特に、韓国内の旅行ではソウルでは感じることができないその土地ならではの魅力を堪能できました。同時に、日本ではあまり国内旅行をしていなかったので日本でも新しい発見を期待して国内旅行をしてみたいと思います。
友情においても、世界中から訪れている留学仲間と友人になり、世界中に友人を作ることができました。大学在学中に友人のいる出来るだけ多くの国に訪れてみたいと思っています。共に喜びや困難を分かち合い、異なる背景を持つ仲間たちとの交流は、ずっと大切にしたい友達を多く作る機会になりました。留学先での人間関係は、留学体験の中で一番と言っていいほど貴重な経験でした。
《留学経験をどのように活かすか》
韓国での留学で成長したものは、柔軟性、積極性、そして異文化への理解だと思っています。この10ヶ月間は私のこれからの人生においてとても意味深く重要な経験になりました。
まず、柔軟性を生かすために、新しい状況を恐れずに受け入れて臨みたいと思います。これからの生活で今までと異なる状況に立っても、柔軟に様々な視点から解決策を考えられるようにしたいです。大学の授業でのグループディスカッションなどでも柔軟性を活かし留学を経験した自分だからこそ考えられる様々な意見を出したいです。
積極性については、ゼミ活動やイベントへの積極的な参加を通じて発揮したいと考えています。留学先の授業でのグループ活動経験から得た自己主張力を使って新しい挑戦に取り組むことで、仲間との協力やリーダーシップを育むことができると思います。これから始まる就職活動でも、積極的に説明会やインターンシップに参加して自分の望む進路に進みたいです。
異文化への理解については、留学で培った国際的な視野をビジネスやコミュニケーションに生かしたいと考えています。異なる文化や背景を理解することで、国際的な状況において積極的に人間関係を築き、将来的にはグローバルに活躍したいです。異文化への理解を活かして異なる価値観を受け入れられる人間に成長したいと思います。
留学を経験して自身の強みになった柔軟性、積極性、異文化への理解を活かして自分のできることから日々挑戦し成長し続けたいです。