①この留学を振り返って②留学経験をどのように活かすか
①この留学を振り返って
この1年を振り返ってたくさんのことを学びました。
言語の面では会話力が格段に向上しました。現地で生活してきて、以前よりもしっかり韓国語に耳を傾けるようになりました。知らない単語を調べ、会話で実践するように習慣づけたところ、現在はネイティブ表現が格段に増え、韓国人に間違えられるほど実力が伸びました。
また積極性もここから伸びたと思います。留学初期は言い間違いに対してかなり慎重で、話す前に脳内で考えるという段階を踏んでました。今は間違ってもいいから言葉を発しようというマインドに変化しました。その結果、会話に対して積極的になれるようになり、より人との交流回数が増えました。自分にはなかった考え方や視点を得ることができ、人生の中でもあまりない貴重な経験になりました。
ここで築いた人間関係はとても人生に大きな意味をもたらしてくれました。私は最初から挑戦的だったわけではありませんでした。周りと比べたら比較的そうだと言えはしますが、どうせ言語の壁があるからと決めつけて、早々に諦めをつけている状態でした。現地人の気の強さに傷づいたりもしました。しかし過ごしていくうちに、強気になってもいいことに気づき、何事に対しても堂々といれるようになりました。人と関わるとたくさんの刺激をもらいます。全員が私より年上だったため、過去の話や人生のアドバイスなどを教えてくれました。私は就活に支障をきたしたくないため、2年生からの留学を決意しましたが、いざここに来てみると、4年生や1年遅らせて始める人が多く、自分が世間のレールに囚われていたことに気づきました。海外でスマホを置いて旅行に行ったり、交換留学生から実際に編入したりなど、周りの行動力に毎回驚かされました。そうしていくうちに私も感化され、とにかく挑戦しようという志ができました。
②留学経験をどのように活かすか
留学前は将来について漠然としか考えられなかったのが、今はやりたいことを見つけ実際に行動するところまで進んでいます。以前から考えていた、留学の体験・知識を伝える活動に加え、韓国で日本語に関連する研究や仕事をするために計画を立てています。
また、授業を通して海外で勉強することの大変さを知りました。外国語であるうえに、授業や学生のレベルが高く、ついていくのに必死でした。これを経験し、龍谷に通っている留学生が普段からどれだけ努力しているのかを痛感しました。彼らと話すことはあったけれど、ただただ交流したい!文化を知りたい!と思うばかりで本人の努力を見ていなかったことに気づきました。帰国後はこれまで培ってきたコミュニケーション能力とグローバルな視点を活かして、彼らが大変な時に、サポートできるような存在になりたいです。
最後に、この1年間の留学は私を大いに成長させてくれるものでした。これらの経験と成長を忘れず、残りの大学生活でも発揮できるように日々努力していきます。
この留学生活で私を成長させてくれた友人、グローバル教育推進センターの方、最後までこのマンスリーレポートを読んでくださった方、全ての人に心から感謝します。準備期間から留学終了までの1年半、ありがとうございました。
初雪の日
クリスマス仕様になった寮の前
修了式