グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2016年10月号 国際文化学部 T.S

「カルチャーショックについて」

こっちにいると毎日がカルチャーショックの連続です。さすがにもう慣れて何も感じなくなったことも多いですが最初の頃はやはりいろいろなことに戸惑いました。

例えば車。こっちの車は横断者のことなど点で考えてないかのような運転を平気でします。よくも事故が起こらないものだと感心するほど人のかつかつをウィンカーもださずに曲がっていきます。タクシーに乗っていてもしょっちゅう対向車線にはみ出して前の車を追い抜かします。慣れてきたとはいえたまに冷や冷やさせられます。

例えば食べ物。ある日の昼食でのこと。僕は麺料理を扱うお店で焼きそば的なものを注文しました。五分ほど経って出来たその焼きそばは、あろうことか直接ビニール袋に入って出てきたのです。ここは日本じゃないんだ、中国なんだと自分を納得させ焼きそばをすすったことを今でも覚えています。味はとてもおいしいので今でもたまに食べますが、、

例えば乗り物。こっちの人は公共交通機関の中でも普通に臭いの濃いものを召し上がられます。遠慮なんてものはありません。日本であれば周りから刺すような視線が飛んできそうな食べ物を平然とおいしそうに食べています。もはやその堂々とした姿勢を見習いたいくらいです。食べ物に限らず、中国の新幹線の中は良くも悪くもにぎやかです。なぜか自分のスマホまたはパソコンでイヤホンをせずに普通の音量でドラマや映画を見てる人が割といます。これはなかなかのカルチャーショックでした。国民性という言葉でまとめてしまえばそれまでなのかもしれませんが一人一人の意識レベルからして日本人とは異なっていることを強く感じました。

カルチャーショックを受けるということは、新しい価値観に出会うということでもあると思います。日本だけの価値観だけではなく海外の価値観を知ることによってもっと多角度的に物事が考えられるのではないかと思います。

 

「国慶節の過ごし方」

中国には国慶節なるものがあります。”中国では国慶節に伴い多くの中国人が日本に訪れました。”などというニュースを一度は耳にしたことがある人も少なくないでしょう。言わば国慶節はゴールデンウィーク、大型連休のことです。正式には10月1日が建国記念日らしく、大学ではその日から9日ほど休みになっていました。

ただでさえ人の多い中国で、まして国慶節に旅行に行くなんて、と鼻で笑われそうですがそんなことは気にも留めず僕は友達と念願の四川省に行ってきました。なぜ念願かというと四川省には僕が死ぬまでにどうしても見てみたかった絶景があるのです!その名も”九寨溝”!日本のメディアでも取り上げられることも多く、連日観光客が押し寄せる中国屈指の激アツ観光スポットなのです。なにがそんなにすごいのかと聞かれたら、百聞は一見に如かずということで実際行って見てくれと言いたいところですが、そんな簡単に行けるところではなかったのです、、

かなりかいつまんで書くと九寨溝に行くにはまず四川省の成都に行くのが一般的です。そこからは陸路と空路があり僕たちは陸路を選びましたが、この陸路が地獄の始まりだったのです。事前の下調べによると成都から九寨溝まではバスで10時間ほどとありました。しかしいざ蓋を開けてみると14時間もかかったではありませんか!!しかも最初の6時間は休憩もなく渋滞に巻き込まれるという悲惨さ。要するに陸路は断じてお勧めできないということです。まあ国慶節だからということも否めませんが。ちなみに飛行機なら1時間と経たずに着くそうです(泣)その分、割といいお値段がします。ともあれ無事に九寨溝に着いたわけですが時刻はすでに23時をまわっていたのでその日は就寝。次の日の朝4時からチケット売り場に並びました。というのもチケットの枚数には限りがあり買えなければどうしようもないからです。そのためチケット売り場はさながら戦場のようでそれはそれはまさにマナーもへったくりもない醜いチケット争いでした。なんとか熾烈なチケット争いを制したものの一緒に行っていた女の子のひとりは泣いていました。ということでこれも絶対にお勧めできません。中国人に頼んで事前にネット予約しておくか泊まる宿の人に代わりに取っておいてもらいましょう。とにもかくにもチケットを買うことができたのでようやく九寨溝へ!はいってみるとそれはもうきれいだなんてそんなチープな言葉では言い表すことができないような景色が目の前に!これは是が非でも自分の目で見てほしい!!ぜひ見たい!!という方は僕のような失敗をしないように完璧に下調べをしていきましょう。成都にはほかにもパンダ基地や麻婆豆腐の元祖のお店もあるので本当にお勧めです。