グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ハノイ大学
2017年5月号 文学部 S.A

カルチャーショックについて

海外に住む中で外すことのできないイベント、これがカルチャーショックである。実際にベトナムに一年間滞在することによって、それを実感できたと思う。細かいものまで上げればキリがないが、ここでは特に印象に残ったものを挙げていく。

声: ベトナム人は声が大きい。これは特にどこへ行っても感じることになるだろう。本当に声が大きいのだ。これは中国人の声が大きいのと理由が同じで、声調言語を使用するため、お互いが分かりあうために声を大きめに出しているというものだろう。頭ではわかっていても、やはりうるさく感じてしまうときもある。やはりこれは、おしゃべりな人が多いのも理由かもしれない。実際にちょっとしたスピーチなどで、場がシンと静かになることはまずないのだ。

バイク: ベトナム名物といえば道いっぱいに広がり、魚群のように迫りくる大量のバイクだ。本当に日本とはけた違いのバイクの数が存在しているのである。大人はもちろん、学生や子供たちも所有している。一家に一台ではなく、一人一台の状態なのだ。さらにクラクションを、息をするように使うものだから、大通りに出ればうるさいことこの上ない。道交法を守らない人も多く、事故率も日本の何倍も高い。道路はまさにカオスの一言に尽きるだろう。

事務仕事

ハノイ大学での留学中には、当然いくつかの書類提出や受取をしなければならないのだが、それがとにかく遅い。あなたが事務に頼んだ仕事が本当に遂行されているか、全く保証できないのだ。さらにひどいことに事務員どうしの連絡もされておらず、歯がゆいことこの上ないだろう。何度もいくつもの事務所、職員室を往復するはめに必ずなる。これは大学に限らず、どこの施設でも同じらしく、役所などでも同様のトラブルが起こるらしい。もし期限を心配するならば、こまめな連絡のメールなどが大切だ。

カルチャーショックについて2

時間: おおらかな性格なひとが多いベトナム人。集合時間に皆集合することはなく、開幕時間に開幕することも絶対にない。30分以内の遅刻は遅刻に入らないだろう。電車も数時間単位で遅れることがよくあるし、バスに限っては時刻表すらないのだ。皆がバス停でじりじりと目的のバスを待ち、来れば走って飛び乗る姿は日常の風景ということができるだろう。

ぼったくり 市場へ行ったりタクシーに乗ったり、その地域に住めば当然の経済活動ではるが、あいてが外国人と知るやいなや、値段をべらぼうに釣り上げる人々が時々いる。そもそもこれは、値切るという文化が一般的であるベトナムだからこその事件なのかもしれないが、日本ではあまりない話だろう。どうして、トマト一つ買い、タクシーに乗るだけでこうも口論しなければならないのかとうんざりするかもしれない。売買契約成立の前にしっかり値段を確認することが一番の予防策だ。それでもタクシーなどは、メーターを見てくれない、遠回りされたなど、嫌な話が絶えない。常にある一定の緊張度が必要なのだ。