Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デリー大学
2026年3月号 国際学部 M.K

こんにちは。デリー大学に留学している国際学部のM.Kです。今月はMiranda Houseで実際に私が履修している授業と3月末に行われたAnnual Guest Nightについてご紹介します。

 

①授業紹介

私の通っているMiranda Houseカレッジでは、B.A. Programme(専攻分野が二つ)、B.A. Honours、B.Sc. Honours、B.Sc. Life Sciences、B.Sc. Physical Sciences、B.El.Ed. (Bachelor in Elementary Education)のコースが設置されています。具体的な学部としては、English、Hindi、Economics、History、Philosophy、Sanskrit、Geography、Sociology、Political Science、Music、Bengali、Life Science、Physical Science、Physics、Chemistry、Botany、Zoology、Mathematics、Bachelor of Elementary Education (B.El.Ed.)があります。カレッジによって設置されている学部が異なり、出願時に提出した希望学部、コースによってカレッジが振り分けられます。

また、デリー大学では一科目につき週三回の授業(Lecture)に加えて、週一回のtutorialがあり、ここでは授業に関連するテーマを深堀りしたり、データやマップの作成、補講などが行われます。

これらを踏まえ、今回は私が専攻しているGeographyとSociologyの科目の中から実際に受けている授業をいくつか紹介します。

 

・Sociology of India

この授業は、インド社会における制度や形態の変化をカースト、部族、クラス、田舎・集落、宗教の観点から分析を行い、社会全体の構造やそのプロセスを考察する科目です。授業自体は、複数の文献が印刷され、一冊の本としてまとめられたテキストを学内の文具関連のお店で購入し、授業で使用しています(下記画像参考)。授業の進め方は、テキストをベースに難しい箇所や具体例が必要な部分を先生が説明するといったスタイルで進んでいきます。時々、一つのテーマに関して作文やディスカッション、プレゼンテーションを求められることもあるため、日々の予習と復習が欠かせません。

 

・Population Geography

この授業では、性別や年齢、居住地域、所得、職業、家族構成などの統計データを用いて人口統計の重要性、必要性について学び、その活用方法を学習する科目です。授業は主に、事前にクラスチャットに送信されたPDFファイルを用いて学習を進めます。ただし、PDFだけでなく、映像学習をする場合や板書ではなく口語からメモを取る場合もあります(Geographyの授業は比較的先生の話した内容をノートに書き写すといった授業が多い傾向にあるため、英語で必要な情報を厳選する力が身に付きます)。こちらの授業では授業時間までPDFは共有されないため、予習は比較的必要ありませんが、学生全員に意見を聞きながら進行するスタイルのため、予習よりも復習が重要になってきます。

 

他にも、パワーポイントを使って進行するスタイルや一冊の著書をテキストとして用いるなど、科目によって授業方法、進行スタイルはさまざまなので、不安な場合は現地の担当教員に相談することをおすすめします。また、分からない部分があれば授業中に都度質問することもできます(むしろ積極的な質問は歓迎される雰囲気です)。

 

 

②Annual Guest Nightについて

2026年3月30日、International Students’ House for Women主催で、各国の伝統衣装や伝統舞踊など、様々な文化を披露するパーティー「Annual Guest Night」が行われました。ゲストはデリー大学の学生や一般客だけでなく、大使館の上級外交官や留学生らに奨学金を提供する団体のディレクター、副学長やカレッジの学部長など、留学生に関わる方々にも多くご参加いただきました。今年のテーマは「CARNIVAL OF CULTURES」。各国から来た留学生が持つ様々なアイデンティティーとその文化を、パフォーマンスを通じて理解を深めることを目的として開催されました。代表的なプログラムの一つは「Cultural Walk」です。各国の伝統衣装をまとった留学生がランウェイを歩き、小道具やポーズでそれぞれの文化をアピールしていました。インドの代表者はサリーをまとい、アナジャリムドラと呼ばれる、手を合わせて敬意を合わせるポーズを披露。浴衣を着た日本人代表者は、和傘を持つ・篠笛を吹くなど、小道具を用いたパフォーマンスが印象的でした。その他の国々も男女並んでウォーキング・伝統衣装を活用したポージングなど、各国の文化的特徴を知ることのできる貴重なプログラムでした。その後は、その国の言語を用いた詩の発表や楽器を用いた演奏と歌唱、伝統舞踊など、各国の文化をさまざまな形で披露しました。私も浴衣を着用し、他大学の学生と共に日本古謡「さくらさくら」に合わせて日本舞踊を披露しました。

今回のイベントは単なるエンターテインメントとしてだけでなく、各国の相互的な異文化理解にもつながるとても有意義なイベントだと感じました。

 

   

   

 

来月もまた新しいテーマでお伝えしていきますので、次回の更新をお待ちください。