Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

京畿大学校
2019年8月号 文学部 R.O

・試験について

 試験については以前にも少し触れましたが、今回はさらに詳しく述べていきたいと思います。こちらの大学でも試験は日本と同じで基本的に設けられた試験期間に行われます。ですが日本と違うと思ったのは中間テストがどの授業にもあって、中間テストの時期にもきちんと試験期間がある事です。試験の方式も様々でした。まず私が受けていた交換留学生用の英語で行われる授業では中間テストは普通に普段の授業内容から出る筆記試験でした。解答もすべて英語で書かなければならないので、とても苦労しました。かなりひどい解答をしてしまったと思います。期末テストは筆記試験ではなく、その代わりに課題が出されました。その課題はペアで行うもので、実際にその場所に訪れて韓国にまつわる動画とPPTを作るというものでした。撮影などで苦労しましたが、なんとか作って無事発表できたのでよかったです。次に韓国語の授業ではどちらとも筆記試験が行われました。内容は基本的なもので比較的簡単でした。さらに期末テストでは筆記試験に加えて会話試験があり、実際に先生と会話するという試験もありました。もう一つの留学生用のすべて韓国語で行われる授業は中間テストは家で行う、という少し変わったものでした。事前に問題用紙を受け取り、家でwordで解答を作成し提出するというものでした。韓国語で打たなければならないので、不慣れな私は苦労しました。期末テストは普通に学校に行って受けました。ですが隣の人と協力して解くという変わった方式だったので大変でした。同じ試験でもここまで方式に違いが出るものなんだなあと思いました。

・家族との韓国

 夏休みに入って初めて日本から家族が遊びに来ました。台風などが心配でしたが大丈夫でした。ですがずっとあいにくの雨で、移動などが大変でした。空港まで家族を迎えに行ったのですが、そこから明洞に移動する際、初めて指定席で列車に乗りました。韓国では普通の電車に乗ることしかなかったので、指定席の列車は新鮮でした。中は日本の新幹線のようでしたが、日本の特急券などに比べるとずっと低価格でした。明洞に着いてからは街を散策したり、ご飯を食べたりしました。ご飯屋さんに行く時注文は基本的に私がしたのですが、大人数の注文をするのは初めてで緊張しました。普段一人ばかりなので、貴重な経験だなあと思いました。注文が無事に通った時は安心しました。お酒も今まで注文することがなかったので、なんだか新鮮でした。いつも仲が悪い兄弟が注文する時は私を頼ってきて面白かったです。夜は明洞で行ったことがないお店でご飯を食べました。コースなどがある店で、一人では食べないコース料理や一品料理を楽しむことができました。また、夜に明洞の街を歩くのも初めてでした。一人の時はいつも夕方には帰ってしまうので、夜の明洞は明るく、人も多くて賑やかでした。夜に街を歩くのはいつもと違った雰囲気があって、不思議な感じがしました。次の日の朝にはお粥を食べに行きました。お粥は少し高いし、朝に食べれる機会がなかったので初めて食べたのですがアレンジなどもできてとても美味しかったです。他にも市場など様々な場所を訪れました。一人では経験し得ない事を、家族を案内するうちに経験することができました。また一味違った韓国を感じる事ができたので、みなさんも是非韓国にいる際は家族と過ごしてみてはいかがでしょうか。