①この留学を振り返って
私にとって交換留学は長いようで短く、あっという間でした。親元を離れて住むのも初めてで体験すること全てが新鮮でした。留学前は友達ができるかどうか、勉強についていけるかどうかなど楽しみよりも不安の方が大きかったです。ですが、留学生活が始まると思っていたよりも楽しく、留学前に色々不安がる必要なんてなかったなと思いました。
私は、大学に入ってから『熱中するもの』に出会うことがなく平凡な日々を過ごしていました。普通の大学生活が私は楽しくなくて今の自分を変えたいと思い留学に応募したのが始まりです。結果、留学は行って良かったなと思えたし自分自身に自信をつけることができました。言葉が通じなくて悔しい思いをしたり、韓国人の友達たちともっと話したいから勉強を頑張ろうと思えたり語学力の向上はもちろん精神的にも成長することができました。悔しい思いを沢山したからこそ今の自分につながるものができたのだと思います。
また、私がここまで充実した留学生活を送れたのは友達や家族のおかげだと思っています。韓国に留学に行きたいと言った時、自分のしたいことをしたらいい、頑張れ と背中を押してくれた家族。留学前や留学中に応援のメッセージをくれた友達。留学中に沢山お世話になった韓国の友達たち。みんなのおかげで大変だった留学生活も乗り越えられました。周りの人たちの支えがなければ留学に行けてないし、留学中にしんどくなって日本に帰りたくなっていたと思います。異国の地で生活するのはもちろん大変なこともあったし、しんどいなと思うこともあったけれどそれ以上に楽しいことの方が多かったです。留学生活を振り返ると楽しかった記憶しかありません。本当に幸せな10ヶ月でした。
②留学経験をどのように活かすか
韓国語の実力を伸ばすことができたので、実力を落とすことなく維持していきたいです。言葉は話したり聞いたりしなければどんどん忘れてしまうと思うので、韓国の友達たちと頻繁に連絡を取り合っていきたいです。自分でも韓国語の勉強は一生続けたいと思っているし、まずはTOPIKに向けて勉強を頑張りたいと思っています。
留学では人の優しさを沢山感じることができました。留学中、いろんな人に助けてもらった分の恩返しをしたいです。日本人、外国人関係なく困ってそうな人がいたら手を差し伸べて助けてあげられる。そのような優しさを持った人になりたいと思えるようになりました。また、留学前は自分のことを悲観的に思ったり周りと比べてしまうことがあったけれど今は『私は私』と思えるようになりました。交換留学を通じて自分自身のことを認め、素直に褒められるようになりました。これは私にとって大きな成長です。
そして、今回の留学を経て『新しいことに挑戦する』という事に対する恐怖心がなくなりました。今までは新しい挑戦や出会いは避けてきていました。ですが、留学という新しい挑戦を通じて沢山の人たちと出会ったことで新しい出会いは自分を変えてくれて自分自身が成長できるものだということを知ることが出来ました。これらの経験から社会性や積極性を身につけられたと感じています。また、自分に自信を持つことの大切さに気付くことが出来ました。この留学生活の経験を糧にこれからも自分が挑戦したいと思う事には恐れずどんどん挑戦し、成長したいと思っています。