Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中央民族大学
2017年10月号 国際学部 T.I

カルチャーショックについて

カルチャーショックについてですが、北京はやはり人が多いと思います。人の数が多い故に一人一人が自分を中心とした生活をしているように思われます。例えば、地下鉄の通勤、退勤ラッシュ時は人が多くかなり混雑しています。その原因は日本では降りる人が先ですが、北京では降りる人と乗る人が同時に行動してしまってるからです。また、路上で喧嘩している人も普通に見かけます。

北京に来たばかりの時は食事に関してのカルチャーショックがありました。北京では油の濃い料理が多く、辛い料理もあります。そのせいかよく町で肥満体系の人を見かけます。北京に来てから3か月間はあまり食事に慣れなくて体系が随分と瘦せました。今では北京の料理も美味しいと感じることができ、毎日楽しく過ごせています。

北京で一番驚かされたことは交通だと思います。私が北京に来るまでに想像していた交通の風景とは全く違っていました。基本は信号無視する人が多く、自転車や二輪車も多いです。日本は人優先の交通社会ですが、北京では自動車やバイクなどが優先なので信号が青でも注意して渡るようにすればいいと思います。日本はどれだけ安全な国であることがわかりました。

10月17日から26日までの間は北京で厳重な警備が行われ、学生証を警備員に見せないと学内に入ることが出来ないなどの点が発生しました。日本では警備は行われているものの北京よりは厳重ではないと思います。これも北京では共産党がテロを恐れているからだと思います。

国慶節

10月1日から10月8日まで北京では国慶節と呼ばれる大型連休があります。

今月は大型連休に内モンゴル自治区に行ったのでその旅行について紹介したいと思います。今回は自分たちで計画して行くには相当な時間がかかるので、旅行業者が開催しているツアーに参加しました。北京からは大型バスで7時間の予定で着くはずでしたが、実際は8時間から9時間ぐらいかかりました。なので朝の5時に北京を出発してから夕方頃に宿に着きました。フフホトについてからすぐに馬に乗る予定でしたが次の日の朝に変更されました。国慶節の内モンゴルは寒く夜になると氷点下を超える場合もありますので、この時期に内モンゴルに行く際は上に着る防寒着などを忘れずに持って行くことをお勧めします。1日目は内モンゴルの「蒙古包」と呼ばれるゲルをモチーフにした宿に泊まりました。

2日目は朝早くに馬に乗ってから内モンゴルの砂漠地帯に向かいました。砂漠では人生で初めてラクダに乗ったので感動しました。ラクダ以外にも砂漠で楽しめるバギーやリフト、絶叫アトラクションもあるのでお勧めです。

3日目はフフホトに戻り、モンゴル最大の民族工芸品生産工場を見学して、昼食に火鍋を食べて北京へ戻りました。経費は23日のツアーで1180元(20000円前後)なのでお得だと思います。また、日本ではラクダに乗るなどの機会はないので北京に留学した際は是非行ってみて下さい。

「人とラクダ」