① オリエンテーションについて
2月23日にもう一人の交換留学生とともに関西国際空港から北京国際空港へと向かいました。北京国際空港では大学の関係者が300元で迎えに来てくれる空港ピックアップがありますが、当日は予約せずにタクシーで中央民族大学へ向かいました。タクシー代は二人で100元だったので、北京に来て初めて物価の安さを感じました。
この時は入学手続きの時期が2月22日、23日だったのでこの時期に手続きを済ませれば大丈夫です。手続きをする場所は国際教育学院221号室(8号館)です。手続きを済ませた翌日にクラス分けテストが行われるので結構忙しいです。テストは日本ではあまり受けることがない口語試験もあり、クラスは1班から10班に分けられます。次の日にはクラス発表と教材配布が行われます。テストの結果、私は4班で学習することとなりました。昼休みなどの時に食堂へ行く機会がありますが、この時期はまだ食堂のカードがもらえないので、現地の日本人留学生の先輩などに頼ると良いと思います。
クラス発表された翌週からすぐ授業が始まります。授業内容については5月号で紹介したいと思います。その次の日に健康診断がありバスで30分近くのところにある病院へ行きました。健康診断は日本で予めしておくと受付だけで終わるのでお勧めします。
そして翌週には新しく国際教育学院で学業を始める人への始業式が行われました。わかりやすい中国語でスピーチをしてもらったので、非常に印象に残っています。
② ルームメイトについて
私の寮は二人部屋でルームメイトはミャンマー人の男性でした。彼は私より一つ年上であり、21歳です。彼の性格はとても明るく気さくな人で、現在中国語の研究生として半年前から民大に留学しており、中国語も流暢に話すことができます。
私は北京に留学するのが初めてだったので寮のWi-Fiの設定の仕方がわからず困っている時に、彼は私のパソコンにWi-Fiの初期設定をしてくれました。そのおかげで両親との安否確認をすることができたので、彼にはとても感謝しています。
彼は友人が多く、特にタイ、中国の友人が多いです。よく部屋に友達を連れてきて学校の課題をしたり遊んだりしています。彼の友人には中国の少数民族の人もいてその人はとても明るく積極的に私に話しかけてくれます。
留学して3、4日が経つと、ルームメイトが完璧すぎて非の打ちどころがないことに気づきました。そこで彼が私に優しくするたび、私も彼に優しいことを一つすることとしました。私の机の上にある電気スタンドが壊れていて使えなくなった時に、彼は自分の机の電気スタンドを私に貸してくれました。その恩返しに私はトイレや洗面台が汚れていたので丁寧に掃除をしました。一緒に生活するには工夫が必要だと感じました。
最後に個人的な意見ではありますが、長期留学は一日目、二日目がカルチャーショックなどによりとても不安に感じました。なので不安に感じたときは現地の日本人留学生やルームメイト、その他周りの人に頼ればいいと思います。現地の皆さんはとても優しくて頼りになる人達ばかりです。