グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中央民族大学
2018年10月号 経済学部 S.T

良い意味でのカルチャーショックについて

今月のテーマは良い意味でのカルチャーショックについてです。
外国ということで、小さいものから大きいものまで、また良いことから悪いことまで様々なカルチャーショックがあり、隣国と言えどもこんなにも違うのかと驚かされます。
まず、良い意味でのカルチャーショックは中国経済の発展度合いです。日本よりも電子マネー化が進んでおり、レジで現金を出す人は滅多に見ることができません。
また、ネット通販にも驚かされました。日本でもネット通販は普及しているじゃないか、と思われるかもしれません。しかし、驚くべきはその発達具合です。留学前、中国人の友人が日本のネット通販(Amazonや楽天)は商品が少なすぎてつまらない、送料も高いし。と言っており、その時はよく分からなかったのですが、中国に来てからその意味がよく分かりました。何と言っても中国のネット通販の商品は豊富で、安いです。もちろん偽物の割合は日本よりも高めだと思いますが、それ以上の利点があるので気になりません。そして、その利点こそが私がカルチャーショックを受けて理由です。
日本でも中国でもネット注文の後には配送会社が荷物を持って家まで来てくれるのですが、中国の大学の場合は少し違うます。安全のために、配送会社の人は学内に入ることが出来ません。ではどうするかと言うと各配送会社の車が皆が注文したものを乗せて学校の門前で待機するのです。荷物が学校前に届くと私達の元には配送会社の名前と商品番号が記されたショートメールが届きます。私達はそのメールが来たら取りに行けば良いので、配送会社の人が来てくれた時には留守で…といった問題はありません。配送会社の人はいちいち部屋まで届けに行かずとも、車の前で携帯をいじったり、タバコを吸って待っています。あくまでも大学なり会社なりの寮に住んでいる人向けの制度ですがこの仕組みによって配送会社の人の負担が軽くなっていると思います。また、この配送会社の車も日本では見ることがないような見た目のものなので新鮮です。
三つ目のカルチャーショックは何でもスケールが大きいことです。とにかく建物は高く、道路も歩道も広いです。中国人は見栄っ張り、とよく言われますが中国のスケールの大きさはこの性質が影響しているのかなと思いました。
中国に行ってまず目につくのは歩道にズラッと並んだ公共用自転車ですが、こんなにたくさん並べてもまだ人が歩く余裕があると言うことにも広大さを感じます。
また、道路が広いと言ってもその原因は車道の多さだけではありません。自転車用の車道があるのですがこれが日本の何倍も広いです。日本の場合、自転車一台通れるかどうかという感じの幅で白線が引かれていますが、中国の場合、バイク3台余裕で横並びになれるくらい広く設定されています。これだけ広いと安全そうですが、交通ルールを守らない人が多いため全く安全でないという点においては、まだまだ改善の余地があると思います。

悪い意味でのカルチャーショックについて

まず苦手に感じる日本人が多いであろう、舌打ち、唾吐き、聞き返すときにあ︎!?と言うなどが挙げられます。しかし、舌打ちに関しては苛立ちからと言うよりもちょっと考えごとをしているときにしてしまう感じで、唾吐きもちょっとした癖、聞き返すときのあ!?︎には基本的に悪意はありません。分かっていても萎縮してしまうほどなのですが、しない人も沢山いるのであまり気にしないようにしてください。しかし、以前よくいたと言う道端で喧嘩する人はまだ見たことがありません。年々少なくなっているようで、経済発展に伴い人々の気持ちにも余裕が出て来ているのではないかと思います。しかし、噂に違わず話し声は非常に大きく、談笑していても音だけ聞いていれば怒鳴り合いしているのかと思うほどです。
今回紹介する最後のカルチャーショックは食後のテーブルの汚さです。
中国人は嫌いな物や骨を口に入れてしまったとき、ティッシュなどに見えないように出すのではなく、机の上に口から直接吐き出します。もしくは事前に箸でテーブルの上に捨てています。その為中国人が食事した後は非常に汚れています。これは未だに受け入れ難いと思ってしまうカルチャーです。皆さんは一年かけてゆっくり慣れてください。